2014年8月27日11時21分
北陸新幹線の長野―金沢間が、来年3月14日に開業することが分かった。27日午後にJR東日本と西日本が発表する。開業後は、東京から金沢までが今より約1時間20分早い最速2時間半で結ばれる。
北陸新幹線は速達型の「かがやき」、多くの駅に止まる「はくたか」、富山―金沢間を往復する「つるぎ」と、東京―長野間を結ぶ現行の「あさま」を運行する。長野―金沢間(228キロ)の総工事費は約1兆7800億円。5月に東京―金沢間のレールがつながり、8月からは金沢―上越妙高(新潟県)間でJR西の新型車両「W7系」による試験走行が始まるなど、開業に向けた準備が進んでいた。
東京と大阪を結ぶ北陸新幹線は1997年に東京―長野間が先行開業。金沢―敦賀(福井県敦賀市)間は2025年ごろの開業を予定しているが、敦賀―大阪間のルートはまだ決まっていない。
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朝日新聞社会部
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