[PR]
積乱雲、高さ15キロまで発達…防災科技研
読売新聞 8月22日(金)12時58分配信
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は22日、広島市に土砂災害をもたらした豪雨について解析した結果を発表した。
次々と発生した積乱雲が、北東方向に移動しながら、高さ15キロ・メートルまで発達していた。
解析によると、20日午前6時までの12時間に200ミリ以上の雨が降った地域は、長さ約23キロ、幅約5キロの帯状に分布していた。
積乱雲は、この帯状の地域の南西の端で発生し続け、次々と北東へ移動して連なった。非常に強い雨雲は、午前1時半頃、土砂災害が起きた同市安佐南区と安佐北区周辺の上空にかかり、その後、同4時頃にかけて通過して行った。この辺りでは、同6時までに250ミリを超えたとみられる。
最終更新:8月22日(金)12時58分