上原、笑顔なき６勝目　同点許し、２試合連続セーブ失敗

　上原浩治投手（３９）が２試合連続でセーブの付く場面での救援に失敗した。２５日のブルージェイズ戦で、３点リードの９回１死満塁から登板。４番リンドを二ゴロに打ち取った間に１点を返され、なお一、三塁のピンチでフェンス直撃の同点二塁打を許した。延長１０回に味方が１点を勝ち越して６勝目（４敗）を手にしたが、共同電によると、「９回で終わらないといけないので、（チームに）申し訳ない」と笑顔はなし。５失点を喫した２２日のマリナーズ戦以来のマウンドで雪辱を期していたが、「結果（が全て）ですね」と淡々と語るのみだった。