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サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】ダルビッシュ、今季復帰見送りへ GMが示唆2014年8月27日 紙面から 【シアトル秋野未知】今季終了!? 右肘の炎症で故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有投手(28)が、このまま今季を終える可能性が高くなった。レンジャーズのダニエルズGMは25日、遠征先の当地で「残り試合数(32)を考慮すると、現時点では(今季中の復帰は)間に合うかどうか分からない」と復帰への慎重な姿勢を示した。ダルビッシュはいまだキャッチボールを再開しておらず、チームもポストシーズン(PS)進出は絶望的。状況を考えると、今季中の復帰は自然と見送られることになりそうだ。 エース復帰への障壁は、日程とチーム状況だった。ダニエルズGMは「残り試合数を考慮すると、(今季中に)間に合うかどうか現時点では分からない」と語り、ダルビッシュの今季登板を見送る可能性が高いことを示唆。地元FM局KRLDの取材でも「カレンダーが逆風になっている」と、重ねて今季中の復帰を疑問視した。 シーズンは残り1カ月強。右腕は右肘の炎症で13日にDL入りしたが、まだチーム医師からキャッチボールの再開許可も下りない状況だ。ゴーサインが出たとしても、同GMが「そのときは既に3、4週間休んだ後なので、そのまま試合復帰というわけにはいかない」と語ったように、キャッチボール、ブルペン、打撃練習での投球、そしてマイナーでのリハビリ登板などの段階を踏まねばならない。同GMは「シーズン残り2週間の時点で『投球してOK』となっても、日程的に無理だ」と首を振った。 チームも復帰を急がせる状況からは程遠い。故障者続出の不運もあり、勝率3割9分2厘(51勝79敗)は両リーグ最低。同GMは「もしチームが優勝争いしていれば、ユウもわれわれも違う考えだったかもしれないが、とにかく故障者がいない状態で来季を迎えることが肝要だ」と話した。 ダルビッシュ自身もDL登録時、仮に復帰がシーズン終盤までずれ込んだ場合は「(登板が)1、2試合になるのであれば、投げる必要もないのではないか」とコメント。チームはこのまま最低勝率で今季を終えれば、来年6月のドラフトで全体1番目の指名権を得られるため、無理に勝ちにいく必要性は全くない。 すべてが「見送り」の結論につながっているレ軍の状況。背番号11がマウンドで躍動する姿が見られるのは来春ということになりそうだ。 PR情報
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