UPDATE 1-日産自、ホームページの一部が改ざん 第三者の不正アクセスで
(内容を追加しました)
[東京 26日 ロイター] - 日産自動車 は26日、第三者の不正アクセスにより同社のホームページの一部が改ざんされていたと発表した。現在は被害を受けたサーバーを停止し、セキュリティ専門会社による調査を実施している。現時点では他のサーバーへの侵入や個人情報などの漏えいは確認されていないという。
改ざんが判明したのは「下取り参考価格シミュレーション」のサイト。現時点で把握している改ざん期間は、今年6月30日午前4時21分から8月22日午後11時22分まで。同期間中に4万7822人のアクセスがあった。同期間中に当該サイトにアクセスすると、改ざんされたプログラムによって第三者のサイトに移ってしまったり、一部の顧客は意図しないファイルをダウンロードさせられている可能性もあるという。
また、改ざん被害は確認されていないが、同じサーバーで運用している「他メーカー比較」のサイトも停止している。当面は同サーバーを使用するサイトのサービスは停止し、安全対策を実施した上で再開する予定。
日産は、当該サイトにアクセスした可能性のある顧客に対し、自身のセキュリティソフトを最新の状態にし、ウイルス感染していないかどうか確認するよう呼びかけている。 (白木真紀 編集:山川薫)
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