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画面は「LIVE」も時間差が 女子バレー“ニセ生中継”の内幕


■空席を埋める“サクラ”の存在

 さらにこの関係者は、こんな内幕も語ってくれた。

「観客席で胸に白地でジャパンとプリントされた赤いTシャツを着ていた人がけっこういたでしょう。あれはサクラです。テレビに長時間映る正面と両サイドに空席があると“見栄え”が悪い。サクラですから、赤いTシャツの人たちはスタッフの証明書がなくても会場の出入りは自由。テレビ画面右側で大きな赤い旗を振っていたのもテレビ局の関係者。腰にレシーバーをつけて、指示を受けながら旗を振っていたのです」

 毎年行われる同大会の収益は、国際バレーボール連盟(FIVB)が約3割を持っていくといわれている。日本は治安がいいし、女子の試合なら客はそこそこ入る。視聴率だってけっこう取れる。FIVBにとって日本で開催する国際大会はドル箱なのだ。

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