番組情報
番組紹介
1984年、アメリカ海軍の元パイロット、ロバート・アップルゲートのもとに、一人の歴史研究家が訪れる。彼は、愛媛県久良湾で引き上げられた旧日本軍最強の戦闘機「紫電改」の写真を見せ、この戦闘機を撃墜したのはあなただと告げた。操縦していたのは、後に「空の宮本武蔵」と呼ばれることになる名パイロット・武藤金義であると言う。
自分が撃墜したのはどんな男だったのか。調べるうちにアップルゲートは、武藤金義も日中戦争で中国空軍の英雄であるパイロット・楽以琴を撃墜していたことを知る。
中国の英雄を日本の英雄が撃ち落とし、その日本の英雄をアメリカ人である自分が撃ち落とす。3人のパイロットの不思議な因縁を感じたアップルゲートは、大空に散った2人の人生を知る旅に出た…。
あらすじ
前編
1984年、アメリカ海軍の元パイロット、ロバート・アップルゲートのもとに、一人の歴史研究家が訪れ、『愛媛県久良湾で引き上げられた旧日本海軍最強の戦闘機「紫電改」を撃墜したのはあなたではないか』と告げた。操縦していたのは後に「空の宮本武蔵」と呼ばれた名パイロット・武藤金義であると言う。自分が撃墜したのはどんな男だったのか。調べるうちにアップルゲートは、武藤金義も初陣で中国空軍の英雄・楽以琴を撃墜していたことを知る。中国の英雄を日本の英雄が撃ち落とし、その日本の英雄をアメリカ人である自分が撃ち落とす。3人のパイロットの不思議な因縁を感じたアップルゲートは、大空に散った2人の人生を知る旅に出た…。
後編
2人の人生をたどるアップルゲートの旅は続いていた。
初陣で中国空軍の英雄・楽以琴を撃墜した武藤金義は、その後も多くの戦果を挙げ、歴戦の勇士として活躍した。結婚をし、子どもにも恵まれた武藤だが、日本軍の戦いは追いつめられていた。武藤は零戦を上回る新型戦闘機「紫電改」のパイロットとなり、本土防衛のためにアメリカ軍を迎え撃つ。対するアメリカ軍の中にいたのが、23歳のアップルゲートだった。豊後水道で壮絶な空中戦が始まった…。
3人の中でただ一人生き残ったアップルゲートは、この旅で何を知ったのか…。
紫電改
日本海軍が太平洋戦争末期に開発した局地戦闘機。零戦の倍の馬力を持つエンジンを搭載し、アメリカの最新鋭戦闘機に対抗できる唯一の戦闘機と言われた。少数しか製造されなかったため幻の戦闘機とされたが、1979年に愛媛県久良湾から1機の紫電改が引き上げられた。これが、国内に現存する唯一の紫電改である。