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ものすごいスピードで変化する時代。SNSを活用しないということは、恐竜と同じ運命になる?

5歳児がどうやってYouTubeを見るのか?

ボクの塾生さん、山形県米沢市小野川温泉にある「登府屋旅館」の社長、遠藤直人さんのブログ
【5歳児がどうやってYoutubeを見るか?】
面白かった。

小野川温泉登府屋旅館社長のブログ

小野川温泉登府屋旅館社長のブログ

日本語入力は、わからない。
キーボードなんて、打てっこない。
パソコンの起動すらできない5歳の娘さんが、彼の知らないうちに自力でYouTubeを見ている。
それも、自分で検索して自分の好きな動画を見ているんです。
どうやって見ているのか?
その答えは

「音声入力」

スマホでYouTubeに直接
「プリキュア」とか
「アクアビーズアート」とか
「おかしづくり」とつぶやいて、
出てきた動画を見ている。

おそるべし5歳児。
おそるべし音声入力。

ソーシャルメディアにうといおじさんやおばさんたち、苦手意識はもう捨てましょう。
スマホやタブレットは、誰でも使えるのです。5歳児でも。
音声入力は昔に比べると、ものすごく精度が高まっています。
キーボードができない人だって大丈夫です。
そろそろ本気でソーシャルメディアをはじめないと、世の中に取り残されてしまいます。

特にビジネスパーソンはしっかりやったほうがいい。
ビジネスで成功したかったら、仕事と思ってやるべきです。

SNS活用しなければ危険

企業にとって、SNS活用はもはや必須と言ってもいいでしょう。
でも、そういうことをやらないという企業もあります。

SNSを中心にした、ソーシャルメディアを過大評価するわけではありませんが
ただ「わからんものは、やらん!」という態度でやらないのは危険。
百歩譲って、ソーシャルメディアの特性を認識したうえでそう判断するのなら、まだいいですけど(本当はダメだけどね)。
なんとなく面倒くさいとか、なんとなく流行に乗るようで嫌だとか、そんな時間と人材がいないとか、なんだかわけがわからないとか、そういう理由でやらないのだったら、それは危険きわまりない。

他の同業他社が先行してやって、出遅れてしまいます。
気づいたときには、もうなかなか入りこめないくらい、他社がお客さまと仲良くなってしまっている。
今まで自分のお客さまだと思っていた人も、知らず知らずのうちに、ライバルのお客になってしまっている。
自分の知らないところで、ネガティブな情報が発信されたりして炎上し、それをコントロールできなくなることもある。
悪意のあるクチコミなんかが起きているのが、わからないことがある。
そしてなにより、
SNSで発信しないと、リアルでの「存在感」がなくなってしまう。

ソーシャルメディアは、世の中の「情報の流れ」に組み込まれたシステムになりつつあります。
今後日本でも「やらない」ではすまないメディアです。
「やらない」という経営判断も当然あるかもしれない。
でも、そういう判断は今してはいけない。
個人的にはそう思うんです。
YouTubeやSNSを使いこなす世代が大人になったときには、会社が滅亡しているかもしれません。
環境に適合できなかった恐竜みたいにね。

遠藤さんの5歳の娘さん、すごいですよね。
でもね、けっこうこういう5歳くらいの子って多いんじゃないかな。
この子たちが大人になったら、YouTubeとTVのちがいなんて意味がなくなってくるんでしょうね。

先日ラジオで聞いたのですけどあるお母さんが言っていました。
「子供が公衆電話を知らないので、説明をした」
そのお母さんは公衆電話を説明するときに、「カードを入れて」と説明したそうです。
「カードじゃなくて10円硬化でしょ」って、ラジオにつぶやいた。

本当に時代は、すごいスピードで進んでいく。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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