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【芸能・社会】

吉高泣けた 「花子とアン」は「私の宝物」

2014年8月27日 紙面から

「花子とアン」のクランクアップを迎え、記者の質問に涙ぐみながら答える主演の吉高由里子

写真

 NHKの連続テレビ小説「花子とアン」(月曜から土曜午前8時)が26日、クランクアップを迎え、横浜市青葉区の緑山スタジオでヒロインを務めた女優の吉高由里子(26)をはじめ、仲間由紀恵(34)、黒木華(24)、土屋太鳳(19)、鈴木亮平(31)が会見を行った。

 最後のシーンは9月24日放送の、ラジオ局の廊下で、吉高演じる花子に、仲間演じる“腹心の友”の蓮子が言葉をかけて去り、花子がその姿を見送るシーンが撮影された。

 撮影を終えると、吉高と仲間にはそれぞれ共演者らから抱えきれないぐらいの花束が贈呈された。7月が誕生日の吉高は「最初の会見が去年の6月で、(撮影の)終わるのが(今年の)8月。1つの現場で2つ年を取ったので感慨深い。今は胸がいっぱいで言葉が出ない」と達成感をみなぎらせた。仲間は「明日から胸にぽっかり穴があいた感じになると思う。吉高ちゃんの“腹心の友”で良かった」と目を潤ませた。

 共演者から次々と温かい言葉が贈られると、感激のあまり目に涙を浮かべた吉高。「『この仕事が最後になってもいい』と思ってやってて、女優を続けようか迷っていた時期もあった」と撮影中に抱えていた苦悩を告白したが、「素晴らしい人たちと出会って、(女優を)続ける理由にもなった。私の宝物になった」と晴れやかな笑みを浮かべた。

 

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