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ビッグデータで外国人旅行者動態調査へ
8月27日 4時22分

ビッグデータで外国人旅行者動態調査へ
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日本を訪れる外国人旅行者を倍増する目標を掲げている観光庁は、新たな観光ルートの開発などに向けて、スマートフォンのGPS機能による位置情報などビッグデータを活用して、外国人旅行者の動態調査を行う方針を固めました。

観光庁は、東京でオリンピックとパラリンピックが開かれる2020年に向けて、日本を訪れる外国人旅行者を去年の2倍の2000万人にすることを目指しています。その達成に向けて観光庁は、ビッグデータを活用して外国人旅行者の行動を分析する動態調査を行う方針を固めました。
具体的には、本人の了解を得たうえでスマートフォンにGPS機能で位置情報を発信する専用のアプリケーションをダウンロードしてもらうなどして、どのようなルートで日本の観光地を訪ねているのかや、観光地を訪れた外国人旅行者がツイッターなどでどのような情報を発信しているのかといったデータを収集することにしています。
そして、そのデータを分析して自治体や観光業界に提供し、新たな観光ルートの開発や、外国人旅行者にとって魅力的なイベントの開催、それに旅行者が訪れやすい施設整備などに役立ててもらうことにしています。
観光庁では、この調査に必要な費用として来年度予算案の概算要求に1億円を盛り込む方針で、日本の観光を外国人旅行者にとってさらに魅力のあるものにしていきたいとしています。

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