8月の月例経済では「駆け込みの反動減の長期化が景気を下押し」とされたが、駆け込んだ分は、4-6月期にすべて吐き出しているのだから、7月以降の停滞は、消費増税による実質所得の減少だけが原因となる。ごまかしてはいかんよ。まあ、それを承知の上で、「反動減」と言い続けるしかないのだろう。
今週の日経ビジネスでは、「消費税10%を首相が準備指示」とあるが、政府だって、みずからの経済見通しが不能になったくらいの認識はあろう。それが分からないほど無能ではあるまい。当初の1.4%成長の見通しから0.4%程度へ、成長率を1%も落とす失敗をしてしまったわけで、これを「腰折れ」と言わずに何と言うべきか。
これもまた「想定内」という言葉と同様、増税を決めるまでは、いかなる状況になろうと「腰折れ」ではないとするのだろうな。マイナス成長にでもならなければ「腰折れ」ではないという話ではないか。庶民は、日経ビジネスのとおり「売れるクルマは安物ばかり」というありさま。成長なき増税とは、こういう寂しいものなのだ。
(今日の日経)
東電が域外で大口供給。医療費40兆円に迫る。景気「夏の回復」鈍く・月例経済。経済ご意見番61人決定。西日本、雨で遠のく客足、白物家電7月17%減。経済教室・中所得の罠と排他性・戸堂康之。
(昨日の日経)
バングラデシュに6000億円。LPガスから水素。学力テストの底上げ進む。建材高が実態経済に影、マンション発売減、背景に公共事業前倒し。地方交付税は8000億円減額、税収増で。外食7月2.5%減。経済教室・中所得の罠・大野健一。
※増税対策の公共事業でクラウディングアウトか。足りない消費に増税し、資金をダブつかせる企業に減税と、日本の経済運営は過不足を均す発想がない。地方の吸い上げも大きいね。
今週の日経ビジネスでは、「消費税10%を首相が準備指示」とあるが、政府だって、みずからの経済見通しが不能になったくらいの認識はあろう。それが分からないほど無能ではあるまい。当初の1.4%成長の見通しから0.4%程度へ、成長率を1%も落とす失敗をしてしまったわけで、これを「腰折れ」と言わずに何と言うべきか。
これもまた「想定内」という言葉と同様、増税を決めるまでは、いかなる状況になろうと「腰折れ」ではないとするのだろうな。マイナス成長にでもならなければ「腰折れ」ではないという話ではないか。庶民は、日経ビジネスのとおり「売れるクルマは安物ばかり」というありさま。成長なき増税とは、こういう寂しいものなのだ。
(今日の日経)
東電が域外で大口供給。医療費40兆円に迫る。景気「夏の回復」鈍く・月例経済。経済ご意見番61人決定。西日本、雨で遠のく客足、白物家電7月17%減。経済教室・中所得の罠と排他性・戸堂康之。
(昨日の日経)
バングラデシュに6000億円。LPガスから水素。学力テストの底上げ進む。建材高が実態経済に影、マンション発売減、背景に公共事業前倒し。地方交付税は8000億円減額、税収増で。外食7月2.5%減。経済教室・中所得の罠・大野健一。
※増税対策の公共事業でクラウディングアウトか。足りない消費に増税し、資金をダブつかせる企業に減税と、日本の経済運営は過不足を均す発想がない。地方の吸い上げも大きいね。