1974年公開の007シリーズ9作。 ムーアの旦那のボンド、第2作である。 コネリーのボンドとは全く違うキャラなので、ミス・マネーペニーとの儀式もなくなった。彼女も年を取りましたので。
この映画、驚くのはクイーンエリザベス号の残骸。
マカオから高速艇で香港に向かうと・・・。
なんじゃ・・・このオブジェは??
でっかい船ではないか???
タイタニック号ではないようだ。
なんで、こんな場所にクイーンエリザベス号が??? この船は退役後、アメリカのフィラデルフィアの実業家に売却されたが、資金難のため1970年に香港の船会社に転売された。 香港の造船所で洋上大学への改造が行われていたが、1972年1月9日に火災を起こして沈没した。 その残骸は2年あまりビクトリア・ハーバーに放置されていたが、『007 黄金銃を持つ男』のロケが行われた後、1974年から1975年にかけて解体された。
映画では、このクイーン・エリザベス号は英国諜報局の香港支局であった。 ただし、船が45度に傾いているので・・・気の狂う基地でもあった。
ビックリハウスですな。 クイーン・エリザベス号の哀れな最期、正に大英帝国の最後を象徴しているようで、何とも哀れとしか言いようがないですね。私はこの件は知りませんでしたので(何と非常識な!)、この話には色々思う事が有ります。先進国の最新鋭の機械・装置などが発展途上国に中古品として譲渡される。これ自体は仕方ない事です。しかしこんなモノの末路は実に哀れなものがあります。発展途上国には先進国のモノの価値とか思想とか、そんなモノには理解がありません。だから折角の素晴らしいものでも使い方を知らず、結果無茶苦茶にしてしまいます。このクイーン・エリザベス号もそんな良い事例でしょう。関係者の嘆きが今も聞こえるようです。海外に行くとこんな事例が沢山あります。矢張り形だけではダメ、国民の民度を上げていかないと先進国のものを使いこなすことさえできない、そう思います。似たような事例を、北欧の大金持ちが使っていた豪華ヨットに「ステラ・ポラリス」と言う5千トン位の船が有ります。持ち主が手放し、日本に来て船のホテルとして使われていました。ホテル時代の名前は「ホテル・スカンジナビア」でした。日本では信じられないほどの超豪華ホテルでした。伊豆半島の付け根、沼津の近くにありましたのでご存知かと。数年前にホテル廃業し、確か香港の会社が買い取った。そしてその船を香港まで持っていこうと曳航したら三重県の尾鷲港で沈没してしまった。多分「ステラ・ポラリス」は日本が好きで香港なんかには行きたくなかったのでしょう。残念なことをしました。 青函連絡船もそれぞれ中国やフィリピンなどに売られて苦労の末解体されたそうです。 可哀相に・・・・・。 To 短足おじさんさん >クイーン・エリザベス号の哀れな最期、正に大英帝国の最後を象徴しているようで、何とも哀れとしか言いようがないですね。>私はこの件は知りませんでしたので(何と非常識な!)、この話には色々思う事が有ります。>>先進国の最新鋭の機械・装置などが発展途上国に中古品として譲渡される。>これ自体は仕方ない事です。>しかしこんなモノの末路は実に哀れなものがあります。>発展途上国には先進国のモノの価値とか思想とか、そんなモノには理解がありません。>だから折角の素晴らしいものでも使い方を知らず、結果無茶苦茶にしてしまいます。>>このクイーン・エリザベス号もそんな良い事例でしょう。>関係者の嘆きが今も聞こえるようです。>>海外に行くとこんな事例が沢山あります。>矢張り形だけではダメ、国民の民度を上げていかないと先進国のものを使いこなすことさえできない、そう思います。>>似たような事例を、>北欧の大金持ちが使っていた豪華ヨットに「ステラ・ポラリス」と言う5千トン位の船が有ります。>持ち主が手放し、日本に来て船のホテルとして使われていました。>ホテル時代の名前は「ホテル・スカンジナビア」でした。>日本では信じられないほどの超豪華ホテルでした。>伊豆半島の付け根、沼津の近くにありましたのでご存知かと。>数年前にホテル廃業し、確か香港の会社が買い取った。>そしてその船を香港まで持っていこうと曳航したら三重県の尾鷲港で沈没してしまった。>多分「ステラ・ポラリス」は日本が好きで香港なんかには行きたくなかったのでしょう。>残念なことをしました。ソフトの部分が成熟しないと使えないということですね。中国の新幹線もそうです。 To よもぎねこ♪さん > 青函連絡船もそれぞれ中国やフィリピンなどに売られて苦労の末解体されたそうです。> 可哀相に・・・・・。あのトンネルはツマランです。青函連絡船の復活を。
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