ビデオゲームミュージック40年の歴史を綴るドキュメント映画のKickstarter開始
August 27, 2014(Wed) 00:23 / by DOG COMIC
ゲームミュージックの歴史をドキュメント映画と書籍にまとめるプロジェクト「Beep: A Documentary History of Video Game Sound」のKickstarterキャンペーンが開始されています。
このキャンペーンを開始したのは、カナダ人のKaren Collinsさん。彼女は10年以上に渡りゲームミュージックについて研究し、関連の書籍も過去に4冊出版しています。今回の「Beep: A Documentary History of Video Game Sound」は、1970年台の古典的なゲームミュージックから最新のフルオーケストラサウンドまで、サウンドの歴史的変化や、北米、欧州、日本の著名なゲームサウンドクリエイターへのインタビューなどが盛り込まれています。
インタビューは、“めがてん”こと細江慎治氏、元タイトーの小倉久佳氏、『BioshockなどのリードサウンドデザイナーEmily Ridgway氏、アーケードからソーシャルゲームまで幅広いサウンドを手がけるBrian Schmidt氏、『ロックマン』ラップでおなじみのMega RanことRaheem Jarbo氏など20名以上がラインアップされています。その他にも2011年37歳の若さでこの世を去った、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』など数々のBGMを手がけた梅本 竜氏の知人であるAudun Sorlie氏が梅本氏の事を語る映像がボーナストラックとして収録されます。
映像に盛り込めない情報は、書籍でフォローと盛りだくさんの内容を予定したこのキャンペーン。Kickstarterの目標金額は4万ドル。資金獲得に成功した場合、2015年春に撮影、2016年リリースを予定しています。
- 前の記事へXbox One向け新作『Sunset Overdrive』破天荒な魅力をおさらいする最新映像
- 次の記事へローラースケートACT『Hover: Revolt of Gamers』の新たなメイキング映像が公開