鉄腕アトムのタレコミ

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鉄腕アトムの基本情報

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鉄腕アトム』(てつわんアトム、日本での英題はMighty Atom)は、手塚治虫SF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ特撮テレビ番組の作品名、並びに作品内の主人公である架空のロボットの名称である。テレビアニメ版で使用された主題歌の曲名でもある。

目次

  • 1 概要
  • 2 登場キャラクター
    • 2.1 アトム
      • 2.1.1 アトム大使での設定
      • 2.1.2 アトムの7つの威力
    • 2.2 アトムの家族
    • 2.3 人間
    • 2.4 ロボット
  • 3 人物以外の設定
    • 3.1 ロボット法
  • 4 原作の連載・掲載誌
  • 5 外伝・後日談
  • 6 手塚治虫以外による作品
  • 7 アニメ化の前史
  • 8 アニメ作品
    • 8.1 関連映像作品
    • 8.2 映画
  • 9 ゲーム
  • 10 ミュージカル
    • 10.1 スタッフ
    • 10.2 キャスト
  • 11 音楽作品
    • 11.1 楽曲
    • 11.2 トリビュート・アルバム
  • 12 豆知識
    • 12.1 原作製作秘話
    • 12.2 マスコットキャラクター
    • 12.3 その他
  • 13 著名なファン
  • 14 出典
  • 15 関連項目
  • 16 外部リンク

概要

21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。米題は『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』。

本作は、1951年(昭和26年)4月から翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27年)4月から1968年(昭和43年)にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけてフジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。このアニメ第1作は平均視聴率30%を超える人気を博し、その後、世界各地でも放映された。

1981年には、様々な形で、本作が出版された数の累計が1億冊を突破した。

1980年(昭和55年)に日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、さらに1作目と同じくフジテレビ系にて2003年(平成15年)に『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として、2回目のリメイクが放映、2009年にはCG映画『ATOM』が公開されている。

現在の日本のロボット工学学者たちには幼少時代に『鉄腕アトム』に触れたことがロボット技術者を志すきっかけとなっている者も多く、現在の日本の高水準のロボット技術力にはこの作品の貢献が大きいともいえる。

一方で、『「核」論』等、原子力の利用に対する現状との関係を検証する書籍も出されている。なお、原作者は原子力発電を推奨する意図はないと述べている。

登場キャラクター

アトム

声 - 清水マリ(第1・2作)、田上和枝(第1作97-106話)、津村まこと(第3作)、上戸彩(ハリウッド版)

アトムは『アトム大使』では脇役だった。作品自体の人気も今ひとつであったが、『少年』編集長金井武志は「弱さや人間らしい感情のあるロボットを主人公にすれば読者に受け入れられる」と手塚に提案し、アトムを主人公として設定を少し変更した上で描かれたのが本作である。

原作の公式設定では、2003年4月7日がアトムの誕生日とされる。製作者は天馬博士。交通事故死した息子、天馬飛雄に似せて作られ、当初は「トビオ」と呼ばれていた。 トビオは、人間とほぼ同等の感情と様々な能力を持つ優秀なロボットであったが、人間のように成長しないことに気づいた天馬博士はトビオをサーカスに売ってしまう。サーカスにおいて団長に「アトム」と名付けられる。やがて感情を持つロボットに対し、人間と同じ様に暮らす権利が与えられるようになると、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士に引き取られた。そして情操教育としてロボットの家族と家を与えられ、人間の小学校に通わされるようになる。学校での生活は、同級生達と紆余曲折しながらも仲良くやっている。

性格は真面目で正義感が強く、困窮した者には自身を犠牲にしてでも手を差し伸べる優しい心を持つが、時にロボットである自分に苦悩や葛藤することも多い。また「アルプスの決闘の巻」では複雑な感情を抱けない(芸術や自然への感動や恐怖心がない)という劣等感から、お茶の水博士に人造心臓を取りつけてもらい人間と同レベルの感情を一時的に得たことがある(その後両親をさらった敵との戦闘で恐怖から体がすくんで手も足も出なくなったためケン一によって人造心臓を破壊された)。

誕生日の4月7日は本作の連載が始まった「少年」の発売日であった。原作では、「ミーバの巻」(1966年9月号 - 12月号)での天馬博士のセリフなどに誕生日についての記述がある。連載当時と小学館ゴールデンコミックス版では2013年4月7日と記載されており、朝日ソノラマサンコミックス版以後2003年4月7日に改められた。アニメでも第1作目は誕生から約1年後に「ロボットC3号(俗称トビオ)」として売られた日が2001年11月、アニメ第2作は2030年に誕生など設定に違いがある。

アトムの赤い靴はアニメ第2作では名付け親であるロボットサーカスの女の子ロボットのキャシーから譲られ、最終回では形見代わりにニョーカの足が移植されている。

物語の中では苦労して市民権を得たが、現実の2003年4月7日、アトムはお茶の水博士を世帯主として手塚プロの所在地である埼玉県新座市の市民に登録され市役所の前でアニメキャラクターとしては初のアトムの特別住民票が配付された。

アトムの髪型は、作者である手塚のくせ毛がモデル。アトムの特徴はMighty Mouseを元にしており、英題もMighty Mouseに倣って「Mighty Atom」としている。また、『少年』連載時には手の指は4本で描かれることが多かった。

アトム大使での設定

『アトム大使』は、私たちの住んでいる「地球」ではない、もうひとつの「地球」の人々が、その「地球」の大爆発で母星を失い、宇宙を放浪していたところ、わたしたちの「地球」に着いたが、どちらの地球人もよく似ており、はじめは友好的関係を保って生活をした。しかし、食糧問題などを心配した「もともと地球に住んでいる地球人」が「宇宙を渡ってきた地球人」と対立(反対派頭目は天馬博士)。

「地球に住む地球人」のロボットであるアトム(天馬博士のロボット)が間を取り持つことで対立は収まり(天馬博士は自分の作ったクスリでゴミのように小さくなってしまう)、地球人と宇宙人は半分ずつ金星に飛び立つという物語。

なお、最後にお礼として、アトムは「宇宙を渡ってきた」地球の人々から大人の顔を貰う。

アトムの7つの威力

アトムは7つの力を持っているが内容は以下の通り多少のバリエーションがある。

  • 原作版
    1. 善悪を見分けられる電子頭脳。記憶容量は15兆8000億ビット(バイトに換算すると約1.7テラバイト)。後に「よい人とわるい人の見分けがつく」に変更され、電子頭脳も頭部から胴体へ変更された。
    2. 60か国語を話せる人工声帯。
    3. 涙も出るサーチライトの目(涙の成分は食塩水らしい。またあたりが水浸しになるほど大量の涙を出す描写もあるが、これだけの液体を普段どこに納めているのかは不明)。
    4. 10万馬力の原子力モーター。「地上最大のロボットの巻」では100万馬力に改造されている(「アトム大使」の初出版では、五百万ダインと表記されていた)。
    5. 足のジェットエンジン。最大マッハ5で空を飛ぶ。宇宙空間ではロケットに切り替わり最大マッハ20で飛ぶ。
    6. 鼻がアンテナ。鼻が伸びて送信アンテナに。
    • 以下は図解(1960年(昭和35年)発行「少年」1月号)で追加された項目
      1. お尻にピストル。
      2. 食物ふくろ。食べたものを貯めておく。
      3. 記憶倉。覚えたことを記憶しておく。
  • 1963年アニメ第1作(モノクロ版)
    1. どんな計算も1秒でできる電子頭脳。
    2. 60か国語を話せる人工声帯。
    3. 普通の1000倍も聞こえる耳。2000万ヘルツの超音波を聞き取ることも出来る。
    4. サーチライトの目。
    5. 10万馬力の原子力モーター。
    6. 足のジェットエンジン。
    7. お尻からマシンガン。1秒間に500発撃てる。
  • 1980年アニメ第2作
    1. 胸の中に電子頭脳セット。160か国語を同時通訳ができる。
    2. 耳は音を1000倍に聞ける。
    3. サーチライトの目。
    4. 10万馬力の力。重水素燃料による核融合エネルギー。
    5. 腕と足はジェットで空を飛べる。
    6. お尻にマシンガン。1分間に600発撃てる。
    7. 右手人指差し指にレーザーブラストを装備。
  • 2003年ASTROBOY版
    1. 高度な人工頭脳。誕生時トビオの記憶を移植。
    2. 人間の1万倍の聴力。
    3. 透視能力を持つ目。
    4. 10万馬力の力。
    5. 足のジェットで空を飛べる。
    6. 右手人差し指にフィンガービーム。
    7. 左腕にアームキャノン砲。
    • 動力源はアストロシステムと呼ばれる特殊な小型大出力のパワーユニットで、エネルギー源についてはハッキリとは触れられていない。またエネルギーの消耗で出力が低下する事はあったが、原作のように完全に動かなくなる事はなかった。
    • 「10万馬力」「7つの力」といったこれまでの作品で馴染み深い表現は明確には出てこない。
  • 2009年映画ATOM
    1. ロボットの言語を聞き分ける耳。トビーのDNAと記憶を移植された人工頭脳を持つ。
    2. 透視能力がある目。サーチライトの役割も果たす。
    3. ブルー・コアが輝く心臓。心臓部に埋め込まれた原子力よりも強力で安全なクリーンエネルギー。善の心も生み出す。
    4. ずばぬけたパワー。
    5. ジェット噴射で飛べる足。
    6. マシンガンを内蔵するお尻。
    7. アームキャノンに変形する腕。

その他、身長135センチ、体重30キログラム。電子頭脳は頭部ではなく胴体内上部に設置されていて、頭部は単なる飾りとされ、透視図では頭部にセンサー類が集中しているようだが、作中では頭部が外れてしまったり、頭なしでも活動可能な描写があり、胴体にもセンサー類は搭載されている模様。電子頭脳については、「アトム今昔物語」などの記述によると1970年代に開発された超小型の原子力電子計算機が基になっているとされる。胸にはメンテナンス用の蓋があって、その内側には簡易的な修理のマニュアルと交換用の真空管が備えられていた。また電源スイッチもここにあるようで、原作の「火星探検の巻」ではお茶の水博士がアトムを航空機に乗せる際、手荷物扱いにするためにこの電源スイッチを切ってトランクに収納するシーンがある。原作及びアニメ第1作ではこの蓋の内部と尻の2か所にエネルギーの補給口があり、ここに給油ホース状の物を接続して液体とおぼしきエネルギーを補給する仕組み。またアニメ第2作では胸部ハッチの内部にカセット状の小型エネルギータンクを入れるスペースがあり、タンクごと交換する形で補給を行っていた。なお動力部である原子炉については「原子力モーター」という表現もあり、現在の原子炉と同じ物かどうかは不明。作中でしょっちゅうエネルギー切れを起こす描写がある事から、現在の原子炉とは異なるメカニズムである可能性も高い。使用しているエネルギーは「エネルギーチューブ」とも称されていて作中世界では現在の電力か石油並みに普及している物であり、ほとんどのロボットや兵器などの機械に使われているようである。「アトム今昔物語」の記述によるとこのエネルギーチューブは1990年代にアメリカで開発された物で、当時は非常に高価で用途もごく限られていたという。またエネルギーチューブの成分はウラン化合物とされており、アトムが使用したエネルギーの残りカスを排出するためにトイレに行くシーンもあった。この残りカスが現在の原子炉の使用済み核燃料と同じ物かは不明だが、天馬博士は放射能汚染を心配する妻・星江に「昔の原子力船じゃない、放射能のカスなんか出さんよ」と語っている。

飛行能力に関しては、大気圏内では体内に搭載された原子炉(後に核融合炉)の膨大な熱エネルギーを利用することで、吸入した大気を熱膨張させてジェットの推進力に使用し、大推力と大気中での連続長距離飛行能力を発揮している。宇宙空間(大気圏外)では体内の核融合炉で発生させたプラズマを噴射し、ロケットの推力を得ている。これにより自力での大気圏突破と宇宙巡航が可能である。

アトムの身体を覆う人工皮膚は、ケブラー繊維とカーボン・ファイバーを織り込んで造られており、防水機能のほかに小火器程度の被弾では損傷しない性能を持っている。この外殻には2タイプの数千個にのぼるセンサーが埋め込まれている。一つは感覚センサーで、触覚と温度を知覚するもの。もう一つは内蔵された小型無線受信機に接続する通信センサーである。整相列の通信センサーによって、アトムはいながらにしてパラボラ・アンテナ機能を持つ事ができ、人工衛星や他の電波源を選択して聴取できるのである。付属機能として、動物の電界を探知でき、それによって暗闇のなかの生物、もしくは隠れた生物の存在を「見る」という(に似た)能力を発揮できる。「アトム今昔物語」などの記述によるとこの人工皮膚は1980年代にプラスチックを基に開発された物で、格段に優れた強度・耐熱性を持つという。ただしさすがに数千℃レベルの高熱には耐えられないようで、「人工太陽の巻」では人工太陽の高熱で手足と体表が熔けてノッペラボウの丸太のような姿になってしまったり、「エジプト陰謀団の秘密の巻」では身体が熱せられた状態で海中に出たため体表が急冷されてヒビ割れができたりもした。

アトムの視覚映像システムは頭部に収められている。アトムは乏しい光源しかなくても、スターライト・スコープのようにその信号を増幅して見ることができる。また、このシステムは赤外線映像や紫外線映像にも切り替えられる。

アトムが実現するには複数のアクチュエータと関節をフレキシブルに結合し、複数のアクチュエータが必要に応じて協調し大出力や高速動作を実現する多自由度干渉駆動技術が必要。現実にこの技術は筋電義手の研究開発を行なっている電気通信大学の横井浩史教授が研究している。

アトムの家族

アトムの家族の名前はパパ(エタノール)を除き、元素に由来している。アトムはAtom(原子)、ウランはUranium(ウラン)、コバルトはCobalt(コバルト)など、ママ(リン)=Phosphorus(リン)とチータン=Titanium(チタン)を除き、放射性元素に関する名前が付けられている。

ウラン
声 - 水垣洋子武藤礼子芳川和子(第1作)、菅谷政子(第2作)、丸山美紀(第3作)
科学省製;お茶の水博士指揮。
アトムの誕生日のプレゼント用に、妹として作られた女の子のロボット。アトムのような7つの能力を持たないものの、10万馬力の力を持つ。
地上最大のロボットの巻などしばしば悪人にアトムを倒すための人質に取られることがある。お転婆で、まれにお兄さん思いの一面も見せる。学校に通いながらロボットの格闘技「ロボッティング」に出場したいという願望を叶えるために、とある科学者の手で2人に分裂できるよう改造された事もあった。
コバルト
科学省製;お茶の水博士指揮。
アトムが水爆の起爆装置を止める作業中に突如行方不明になった時、アトムの代理を果たすためにお茶の水博士が作ったロボット。アトムと同じ力を持つ。しかし、アトムにある一番精巧な部分を持っていないために、細かい作業が出来ない。
体内のオメガレーダー内のイプシロン線が左巻きになっているため、アトムのオメガレーダーと同じ信号を出し、お互いに呼び合うことができる。
連載時は「ミドロが沼の巻」で自爆するが、後に改訂されて生き残っている。一度壊れた後はウランと共に再登場した際には飛行能力などのアトムの持っている能力は失われていた。ウランと同様部品の大半はアトムと共通であり、アトムの修理のために自分の部品を提供した事もあった。
原作ではアトムの弟という設定だったが、アニメ1作目では科学省倉庫の大掃除の際に見つかった、天馬博士がアトム以前に作ったロボット(アトムの先行試作機ともいわれる)のため兄になっている。どちらも双子という設定。アニメ2作目、3作目には登場しない。
エタノール(アトムのパパ)
声 - 藤岡琢也ほか(第1作)、桑原たけし(第2作)
地方のロボット工場製。
鉄腕アトムとしての連載第1話である「アトムの両親」にてお茶の水博士が、「アトムにはロボットの親を」というタマオ(大目玉男)の意見から、民間のロボット工場に注文、アトムの進級祝いとしてプレゼントされた。『アトム今昔物語』では、お茶の水博士がコツコツつくって、ロボット人権宣言後、サーカスから自由になるのを待って、プレゼントした。
アトムより後に生まれたため小学校ではアトムの後輩。短絡的な部分もあるがアトムを守ろうとする考えの裏返しでそうなってしまうことが多い。アニメ第3作には登場しない。
なお『新・鉄腕アトム』ではデザイン変更に伴い後頭部にエネルギーを蓄えるネジのような物が追加された。
リン(アトムのママ)
声 - 日比野美佐子(第2作)
地方のロボット工場製。
パパと同時に作られた。顔はお茶の水博士の亡き妻に似ているという理由で博士が選んだ。『アトム今昔物語』ではアトムが生みの親である天馬夫妻の顔を希望したことから、天馬星江の顔となる。アトムをよく理解してくれている。パパ共々アニメ第3作には登場しない。
エタノール同様、デザインは徐々に変化が加えられていった。
チータン
ウランの弟。
最も後期に作られたウランの弟ロボット。1万馬力を誇り、泣き声で周囲を破壊してしまう。外見はほぼ赤ん坊。漫画版はファンクラブ会報である「鉄腕アトムクラブ」にのみ登場し「少年」では登場せず、アニメ第1作では第165話より登場している。

人間

お茶の水博士
声 - 勝田久(第1-3作)、西村知道(ハリウッド版)、伊井篤史(近年のCM)
現科学省長官。トレードマークの鼻は、作者である手塚治虫の団子っ鼻に由来する。ウランやコバルトなどのロボットを造り、アトムの良き理解者でも保護者でもある。鼻に特徴のある顔立ちは手塚治虫の作品中、「火の鳥」など多くの作品に継承されている。アトムの生みの親と誤認されることが多いが、正確にはアトムの「育ての親」に当たる。お茶の水と言う名前の由来は御茶ノ水駅である。曾孫はタイムマシンの発明者。英語版ではDr. Elefun(Ele+Fun=電子工学愛好者、Elephant=鼻が象のように大きい、というダブルミーニング)、Dr. O'Shayなどの名前になっている。作中では語られないが「火の鳥」に登場する猿田彦を始祖としており、猿田彦を始祖とする者は彼の犯した数々の悪行を清算するために酷い目にあう宿命にあるが、罪の清算が終わりつつある結果としてお茶の水博士が設定され、アトム作中でお茶の水博士が事件に巻き込まれ酷い目にあったり果ては死にかけたりするのはまだ罪が残っているためらしい。
その体格と推定される年齢(1935年(昭和10年)生まれの68歳)から緩慢な動作が多いが、原作ではアトムをも破壊したロボット「青騎士」(ブルー・ボン)を、不意をついたとは言え破壊したブルグ伯爵を怒りに任せて自らの手で制裁し、最後はトレードマークの鼻でくい打ちにしてしまったこともある。
天馬博士
声 - 横森久(第1作)、大木民夫(第2作)、大和田伸也(第3作)、役所広司(ハリウッド版)
本名は天馬午太郎。丙午生まれ。アトムの生みの親。群馬県出身。練馬大学卒業。幼くして事故死した息子、飛雄への思いからアトムを製作する。しかし、アトムをサーカスに売ってからはアトムに会うことはほとんどなく、隠遁者として生活している。技術者としては非常に優秀であり、お茶の水博士よりも高い技術を有する。一方で高級官僚的エゴイズムをも持ち合わせている。実は生物学者でもあるらしい。影から常にアトムを見守っており、アトムを危機から救うこともある。
『アトム大使』において、アトムを製作した経緯がすでに説明されているが、同時に「赤シャツ隊」という実行部隊を率いて「宇宙人」(地球人とほとんど同じ顔かたちをして宇宙を漂流していた。地球に移住する)を、「細胞収縮液」によって矮小化する「粛清」を実行する役どころでもある。最後には自らが細胞収縮液を浴びて「消えて」しまった。このため、『鉄腕アトム』の『少年』連載版で再登場(1956年1月号別冊付録の「アルプスの決闘の巻」)した際には、『アトム大使』では服を脱ぎ捨てていただけで、無事に逃げていたという説明がなされた。この箇所は単行本ではカットされている。一方、光文社の最初の単行本(1956年)1巻冒頭に書き下ろしで追加されたアトムの生いたちでは「そして博士がなくなったとき…飛雄はそのすばらしいちからもしられずに名もないロボットサーカスにうられてしまったのです」と記された上に黒枠のついた天馬の写真が描かれており、「死亡した」ということにされていた。
性格は原作とアニメなどで微妙に異なり、原作では純粋にアトムに裏切られて以降改心して、かつアトムを愛しているという描写がなされている。科学省長官を解任された後も、自分の隠れ家でロボットの研究を続け、アトム以上のロボットを作り上げている。ただしエゴイスティックな性格は変わっておらず、後に強引にアトムを取り戻そうとして失敗する。
アニメ第3作では性格の描写が他と比べ大きく異なり、『天馬博士の真の目的はアトムをロボットの王にし、更に自分もロボットになり、ロボット達の神となることであった』とされ、非常にエゴイスティックな天才科学者として描かれている。アトムをはじめ心を持ったロボットは人間を超えて進化するという主張をし、お茶の水博士と衝突する。つまりアトムを自分の目的のために利用しようとするのであるが、アニメ第3作の最終回ではアトムと親子として和解し、自首した。
原作でアトムを10万馬力から100万馬力にしたのも天馬博士である。
なお産経新聞版の「アトム今昔物語」の連載時には、彼の少年時代が描かれている。少年時代は「トミー」と言う混血孤児で、「ドロッピー」なる秘密結社に加入していたが、タイムスリップしてきたアトムに出会ったことで改心し、いつの日かあのようなロボットを造ろうと決めていたとあるが、単行本化された時に削られている。
ヒゲオヤジ
声 - 矢島正明和田文雄(第1作2代目)、熊倉一雄(第2作)、富田耕生(第3作・ハリウッド版)
本名、伴俊作(ばん しゅんさく)。アトムの通うお茶の水小学校の先生。元私立探偵。お茶の水博士とも親しく、アトムの良き理解者。江戸っ子で、卑怯なことが大嫌い。手塚治虫の作品中、メトロポリスなど数多くの作品に登場する。アニメ第3作では専業の探偵として登場。
敷島健一
声 - 滝沢久美子(第2作)、佐藤ゆうこ(第3作)
アトムの同級生。初期の手塚作品で多くの主役を演じたキャラクターであり、「アトム大使」では主人公格だった。その後はアトムの良き親友となるが、優等生的な性格故に目立たない。ブラジルに移住したこともある。アニメ第3作では海外の視聴者を意識して、黒人に変更されたが、やはり目立てなかった。
大目玉男(おおめ たまお)
声 - 松岡洋子(第2作)、くまいもとこ(第3作)
アトムの同級生。愛称は「タマちゃん」。名前の通り、ひどい近眼のためにかけている大きな眼鏡と帽子が特徴。「アトム大使」から登場。気が弱くて慌て者である。アニメ第3作では、服装と帽子が欧米の子供風に変更されたが眼鏡はそのまま。顔や眼鏡をかけているのは幼少期の手塚治虫のものを流用している。
四部垣
声 - たてかべ和也(第2作)、千葉進歩(第3作)
アトムの同級生。「鉄腕アトム」になってから登場。体が大きく、ガキ大将格。また裕福な家庭の子弟で、最新鋭の電化製品等が自宅にある。アニメ第3作では金髪の白人少年風キャラに変更された。
田鷲警部
声 - 兼本新吾千葉耕市(第1作)、永井一郎(第2作)、銀河万丈(第3作)
警視庁捜査一課長。痩身で大きな鼻の下にタワシのようなヒゲを生やしている。ロボットに対して厳しいキャラクターで、しばしばロボットやアトムへの不信感を口にし、お茶の水などと対立する。
中村警部
声 - 坂本新兵(第1作)、屋良有作(第2作)
田鷲の同僚。小太りで、田鷲が私服なのに対し常に警官の制服を着ている。田鷲とは対照的にロボットやアトムには温情的。アニメ第3作では登場していない。
スカンク草井
声 - 家弓家正(第1作)、加藤精三(第2作)、矢尾一樹(第3作)
「電光人間」(声 - 菅谷政子(第2作)、かないみか(第3作))の回で登場した悪役。「アトムは完全じゃねえぜ、何故なら悪い心を持たねえからな」という発言をしてアトムに衝撃を与える。その後も何度か出演している。映画俳優のリチャード・ウィドマークがデザインのモデル。

ロボット

アトラス
声 - 光枝明彦(第1作)、北条美智留森功至(第2作)、檜山修之(第3作)
原作では2種類のアトラスが登場している。
「少年」版のアトラスは、インディオとして差別されていたラム博士が、白色人種や黄色人種への復讐のために作ったロボット。オメガ因子という装置が実装されており、いっさいのモラルや良心を持たず人間に対して平気で悪いことをする。やがてラム博士が作った弟ロボット2体(やはりオメガ因子搭載)と共に悪事を働くも、オメガ因子のためにラム博士の命令も聞かなくなり、弟ロボットと共にラム博士を叩きのめし、アトムと戦い壊されてしまうが、アトムが自分のことを考える大きなきっかけとなる。ラム博士も同時に亡くなってしまうが、自分の考えが誤っていたことを悟る。
「小学二年生」版のアトラスはアニメ第2作の少年時代とほぼ同じ姿で登場。スカンク草井とワルブス・ギス伯爵がアトムを倒すために、7つの威力に加え「おしっこをかけて相手を爆発させる」という8つ目の威力を加え作ったイタズラ好きのロボット。おしっこはトイレでするものと教えられたアトラスは伯爵の屋敷でおしっこをして屋敷は爆発、その後アトムと友達になる。
アニメ第1作では原作そのままで登場しているが、オメガ因子は組み込まれていない。
アニメ第2作ではワルブス・ギス伯爵(「青騎士」のブルグ伯爵を流用)によってアトムの設計図から作られたボディにオメガ因子を組み込んだという設定で、シリーズを通してアトムと対決を繰り返すライバルであり、同じ設計図から生まれた兄弟でもあるという存在。最初は少年の姿だったが後にパワーアップして青年の姿になるため作られたのはアトムが先だが、アトラスが青年の姿になってからはアトムから兄さんと呼ばれるシーンもある。
アニメ第3作では天馬博士が徳川財閥の総帥徳川から死んだ徳川の息子・ダイチを再現したロボットを作るように依頼され、ダイチの記憶を移植して作られた。アトムに腕を破壊されたが、天馬博士に改造された。後に青騎士と共に戦う。
アニメ第2作においてテーマソングをアトラス寺西名義で若き日の氷室京介が歌っている。
プルートゥ
声 - 兼本新吾(第1作)、森川公也(第2作)、大塚明夫(第3作)
元王族のサルタン(声 - 富山敬(第1作)、飯塚昭三たてかべ和也(第2作))が作らせたロボット。世界最強のロボットとして作られ、一度はアトムも倒す。しかし、アトムの説得に感化され、本当のロボットの使命を知ることになる。
その後、アトムとの戦いを拒否するが、プルートゥを倒すために作られたロボット、ボラーと戦い、敗北、自爆する。
アニメ第3作では天馬博士が自分の分身として作ったロボット・シャドウにより造られた。また、ボラーの役割はダーク・プルートゥに置き換わっている。後に復活、青騎士と共に戦う。
プルートゥが登場するエピソード「地上最大のロボット」は、浦沢直樹の『PLUTO』としてリメイクされている。
青騎士
声 - 金内吉男(第1作)、田中秀幸(第3作)
ロッス博士が作ったロボットで、元々3人の兄弟ロボットだった。しかし、その2番目に当たる女性のロボット・マリアがブルグ伯爵に嫁ぎ、そして些細なことが理由で破壊されてしまう。その時助けに入った末弟ロボット・トントも破壊され、最後に残った長兄ブルー・ボンが青騎士である。青騎士の体には破壊された弟妹の顔等が博士によって組み込まれ、また空気を出し入れすることによって大きさを変えることが出来る。この体を恥じた青騎士は鎧を着用するようになる。
伯爵に始まり全ての人間を恨み、伯爵を殺した上でロボットの王国を作ろうとする中で、伯爵や田鷲警部らによって始まった「青騎士ロボット狩り」にたまりかねたアトムが協力、やがて伯爵率いる人間軍と戦い勝利するも、人間軍兵士を抹殺しようとしたのをアトムに拒まれ、更にそこへやって来たロッス博士が生い立ちを語ろうとするのに対し、言わせまいと槍を投げつけるが、ロッス博士をかばったアトムに命中し、再起不能なまでに破壊、自らは伯爵の不意討ちで破壊され、伯爵の卑劣ぶりに怒ったお茶の水博士はその大きな鼻でしこたま殴り「ロボットどころか殺人鬼以下」と罵った。この後、破壊されたアトムはお茶の水博士には修理できず天馬博士が直すが、人間を軽蔑し人間に対して冷淡になるなど心が変わってしまった。その変わりようはウランが戸惑ったほどだった。
この三兄弟のデザインはvとマグマ大使のキャラクターが使われている。
アニメ第1作では人間軍との戦いまでは原作同様だったが、誕生の生い立ちは自ら語り、決戦後に対立したロボットを破壊したのはアトムではなく、インカのロボット・クスコであり、当のアトムは伯爵に止めをさそうと青騎士が投げつけた槍を、伯爵をかばって右腕に命中し、右腕だけがもげた程度だった。なお、アニメ版の伯爵は青騎士が弟妹に変形したのに慌てて槍で撃破したが、その後足場の崖が崩れて転落死してしまった。
アニメ第3作では元は違法ロボット闘技の整備用ロボットで、自分の役割に疑問を持ったためにオーナーのハムエッグに捨てられたところをシャドウに拾われ改造された。人間に迫害されるロボットを救うために戦って仲間を集め、あわや人間対ロボットの全面戦争というところまで発展するがアトム達の活躍で回避。人間との共存を選んだ仲間を見送り、残った仲間とロボットの理想郷を築くべく宇宙へ旅立つ。
なおアニメ第2作では登場しなかったが、第44話「宇宙ヒョウ」でアトムが搭乗した巨大ロボットが青騎士によく似ていた。

人物以外の設定

ロボット法

本作の世界で、人間に準じた権利と地位をロボットに保証し、かつロボットが守るべき義務を定めた法律。アトムがサーカス団からお茶の水博士に引き取られたのも、この法律の制定の結果であるとされている。ただし、最初の『アトム大使』ではこの設定は登場しておらず、その後の連載やテレビアニメ化の過程で内容が徐々に追加されていった。『少年』連載版で具体的な内容が登場するのは「海蛇島の巻」「幽霊製造器の巻」「キリストの目の巻」「青騎士の巻」である。このうち、同法にまつわるジレンマを掘り下げて描いた「青騎士の巻」で最も詳しく紹介されている。

アイザック・アシモフ作品におけるロボット工学三原則と内容的に重なる部分もあるが、手塚自身は、本作のロボット法は独自に考案したものであると説明していた。

原作の連載・掲載誌

外伝・後日談

サンケイ新聞版 鉄腕アトム
コミック掲載時に『アトム今昔物語』に改題。
サンケイ新聞掲載時はアニメ1作目の最終回の直接の続きとして描かれた。
アニメ版で人類を救うため、核融合抑制装置のカプセルを抱えて太陽に突入したアトムはその後、半ば熔解しカプセルの外殻にくっついた状態で宇宙を漂っていた。しかし、偶然にも通りがかった宇宙人のオハラとスカラによってアトムは修復されることになった。修理を終えたアトムは彼らの宇宙船で地球に戻る事になるが、その宇宙船の速度が光より速かったためウラシマ効果で1960年代の日本に時間移動してしまう。仕方なくそこでスカラと共に暮らすことにし、若き日のお茶の水博士やヒゲオヤジと出会う。
ある日、アトムはドロッピーのトムという心を閉ざした少年と出会う。ドロッピーのトムは犯罪に手を貸そうとしていたが、アトムがそれを阻止し助ける。ドロッピーのトムはアトムに救われたことで将来アトムみたいなロボットを作ろうと思うようになった。やがてアトムはエネルギーが尽きたためスカラの持つ三次元縮小装置で小さくなり眠りにつく。それから時は流れて2003年、ドロッピーのトムは大きくなり科学省の長官になっていた。実はドロッピーのトムは天馬博士の子供の頃の姿であった。しかし、博士は悲しいことに息子を交通事故で亡くしてしまう。そこで彼は息子の代わりとなるロボットを作り始める。そのロボットの姿は『過去に自分を助けてくれたロボット』に似せたものであった。そのロボットは「アトム」と名付けられ完成したが何故か動かなかった。またその頃、本来のアトムはたまたま近辺に墜落した宇宙船に乗っていたロボットからスカラの手でエネルギーをもらって目覚めていた。そして本来のアトムは、タイムパラドックスのために新たに天馬博士に造られた自分が起動しないことを知り、「もう一人の自分」を誕生させるために自分の存在を消し去ることを決意。新しいアトムの起動操作の時に発生した装置のエネルギー波のスパークに、自ら飛び込み消滅する。その後、無事起動に成功した新しいアトムは天馬博士に可愛がられるが、天馬博士は「アトムは所詮ロボットであり息子の代わりにならない」と悟りアトムをロボットサーカスに売る…。そこからもう一体のアトムの物語が始まり地球に襲いかかる細菌型の宇宙人と戦うことになる。
このサンケイ新聞版の鉄腕アトムは、ゴールデンコミックス版単行本化の際に連載漫画の続きではないという矛盾があるとの指摘により、冒頭の「アニメ版の続き」という内容は削除された。またその他にスカラの乗った宇宙船の爆発で過去の時代にタイムスリップしたことに変更され、若き日の天馬博士とアトムが出会うエピソードも削除され、朝日ソノラマ版コミックス掲載時にはアトムの最期のエピソードが差し替えられた。この改変では、若き日のお茶の水博士の助手になってその後のロボット技術の基礎を作るも当時の技術では常時アトムを起動させておくだけのエネルギーが高価すぎて確保が難しく、また長い歳月の間に劣化が進んだ部品のメンテナンスも不可能だったため、自分の死期を悟ったアトムは後に自分
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【出典:wikipedia】
2014/08/17 19:17
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