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90年代に登場し、音楽制作の方法を劇的に変えたDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトウェア。Logic、Cubase、ProTools、Ableton Live、 StudioOne、 Bitwig、、今となっては数多くのDAWソフトウェアが存在しますが、将来、これらのようなDAW ソフトウェアはWeb化され、ユーザーはインターネットでサイトにアクセスするだけで音楽制作を行なうことができるようになるなんていう予想図を描いている人たちがいるようなのです。

ささやかにデビューしたばかりのWAVEPOTもそのうちの一つで、JavaScript を使ったシンプルなソフトウェアです。

まず、このサイトにアクセスしてみると何やら難しそうなコードの羅列が目につき、これまでのDAWソフトウェアとは様子が違う様子が目に入ります。ここで逃げたくなってしまう気持ちも多々あるわけですが、まずは右側にある「Project」の中のいくつかのスイッチをクリックし、プレイボタンを押してみます。するとシーケンスパターンが流れ始め、WAVEPOTのシンセエンジンがどのようなものなのか聞いてみることができます。

パラメーターを書き換えることで波形を変えたりシーケンスパターンを変えたりすることもでき、たとえば冒頭に書かれているBPMやTuningの数値を書き直してみると、即座にその数値が実行されるのが分かります。

var bpm = 125;
var tuning = 440;
var transpose = -1;

もっと試してみたい人は下のビデオを参考にしてみてください。

 

今の段階ではWAVEPOTの実力はここまで。

しかしWAVEPOTの最終目標はすべての機能が揃ったマルチトラックオーディオシステムをWebブラウザーを無償で提供すること。現在、目標金額が$2000に設定された開発資金が募られており、WAVEPOTの録音ボタンを押すとその案内が表示されます。

確かに長い道のりには違いないのですが、強みはオープンソースであるというところで、フォーラムでのプログラムの共有やディスカッションが行なわれています。この先WAVEPOTが今のDAWソフトウェアに取って代わる可能性もなきにしもあらず? 皆さんはどう思われますか?

WAVEPOT

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