政府は26日午前、地方の経済対策や人口減少問題などについて協議する「第1回まち・ひと・しごと創生に関する有識者懇談会」を首相官邸で開いた。安倍晋三首相は会議の冒頭であいさつし、「人口減少や超高齢化は地方でより緊急かつ深刻な問題」と指摘。その上でそうした「構造的な問題に正面から取り組んでいく」と強調した。
懇談会には地方自治体の首長ら有識者が出席した。首相は政権が進めている経済政策の効果については「雇用においても賃金においても明らかに改善している」と自信を見せた。一方で今後は政策の成果を全国津々浦々まで届けることが課題との認識を改めて示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
安倍晋三