乳児殺害事件 １８歳の少女逮捕

8月26日 11時48分

去年１１月、東京・渋谷区のマンションの部屋で生後３か月の赤ちゃんが死亡しているのが見つかった事件で、赤ちゃんや、その母らと同居していた１８歳の少女が、首を絞めて殺害したとして警視庁に逮捕されました。
少女は容疑を否認しているということです。

この事件は去年１１月、渋谷区道玄坂のマンションの部屋で、生後３か月の女の赤ちゃんが死亡しているのが見つかったもので、首にはひものような物で絞められたような痕が残っていました。
部屋には、赤ちゃんと２１歳の母親、それに１８歳の少女２人の合わせて４人が同居していて、警視庁で捜査した結果、少女２人のうち、長野市の無職の１８歳の少女が、「赤ちゃんを殺しちゃった」と知り合いに話していたことが分かったということです。
また、防犯カメラの映像から、赤ちゃんが死亡した時間帯には、この少女だけが室内に一緒にいたことが分かり、少女が赤ちゃんを殺害した疑いが強まったということです。
警視庁によりますと、赤ちゃんの母親が事件の１か月ほど前から頻繁に外出して帰らないため、少女たちが赤ちゃんの面倒を見ていたということです。
調べに対し、少女は「やっていない」と供述し、容疑を否認しているということです。
警視庁は詳しいいきさつを捜査しています。