昨年11月、同居していた生後3カ月の女児の首を絞めて殺害したとして、警視庁少年事件課などは26日までに、殺人の疑いで長野市在住の無職少女(18)を逮捕した。同課によると、少女は「殺意をもって殺すようなことはしていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年11月1日、東京都渋谷区道玄坂1のマンションで、女児の首をひものようなもので絞めるなどして殺害した疑い。
女児は昨年11月、このマンションで心肺停止状態で見つかった。少年事件課は前月に女児の口をふさいだとして、この少女と別の少女(18)の2人を暴行容疑で逮捕。死亡の経緯を捜査した結果、少女が首を絞めて殺害したと判断した。
少年事件課によると、少女ら2人は昨年8月ごろから、この部屋で女児とその母親(21)の4人で同居。母親が外出がちで、2人が女児の世話をすることが多かったという。
同課は、2人が女児の口にガーゼを押し込むなど日常的に虐待をしていたとみている。
少女逮捕、殺人容疑、警視庁、少年事件課