加藤勇介
2014年8月26日18時27分
鳥取県のアンテナショップ「食のみやこ鳥取プラザ」(東京都港区新橋2丁目)が9月、すぐ近くに引っ越す。現店舗の隣はコーヒー店チェーン「スターバックス(スタバ)」。全国唯一、スタバがない県とからかいの対象になる鳥取。なにか、わけでも――。
「スタバはないが、砂場(鳥取砂丘)はある」。そんな自虐的なPRを繰り返してきた平井伸治知事。22日、特産の梨のPRで上京した際、店舗の引っ越しについて、本気とも冗談ともつかない言葉を口にした。「いつまでたっても来てくれないスタバの隣にいるのは未練がましいので、こっちから引っ越すことにしました」
もっとも、本当の理由は違う。実際にはいまの店が手狭になったという。岡山県と共同運営する「とっとり・おかやま新橋館~ももてなし~」に生まれ変わる。延べ床面積は現在の4倍超の約790平方メートル。梨やラッキョウなど特産品を販売し、観光や移住の案内コーナーも設ける。移る先は道を挟んだはす向かい。開店は9月28日の予定。
スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)広報部は「鳥取への出店は未定。アンテナショップの移転はわれわれからは何とも……」と戸惑う。鳥取県東京本部は「東京では離れても、スタバが鳥取に来られるなら、お待ちしています」。(加藤勇介)
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朝日新聞社会部
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