今回は、多くの創業者が最初のスタートラインで検討しているであろう、創業補助金の獲得申請で必要となる、創業補助金用の事業計画書の研究を行おうと思います。何を書くべきかを研究していきます。
最初の入力項目である、応募者の概要の箇所で重要なポイントを研究します。
経営経験がある場合は、経営者としての経験を評価してもらえる可能性が高い。もし関連する事業を営んでいる場合は、どんな事業で売上や従業員が何人くらいいたかを記載することができます。従業員を率いている経験や、実際に収益を上げていたことが示せるととても有利です。
各職歴の記載が求められていますが、そこで何をしていたかをしっかりと記載しましょう。特に成果を上げていたり、役職についていた場合は、その内容を明記した方がよいでしょう。
非常に重要なのが、この事業の具体的な内容の箇所です。各項目ごとに記載すべき項目を研究しました。
事業の具体的な内容を記載します。実際に行う事業について多様な要素を表現しましょう。
①想い・情熱を記載しましょう。事業を行っていく理由として掲げている「存在理由」を文章にして記載します。審査側は国の予算をどこの企業に配分するのかを見極めるため、夢や情熱を持った「志高き」起業家を採用したいとおもっているはずです。
②事業を行うことで、解決したいと思っている市場の課題を簡潔に表現します。そもそもビジネスを行うのは何らかの問題意識や課題意識からだと思います。社会に存在しているどんな課題を打ち破りたいのか、まずはその定義からしっかりと行いましょう。
③どのように課題を解決していくかについて記載します。提供するサービスがなぜ課題を解決できるのかを記載しましょう。事業が課題を解決していく流れを丁寧に説明しましょう。
④サービスの具体的な内容を表現しましょう。どういう価値をなぜ提供できるのか。価値を生み出すプロセスを表現します。
⑤サービスを構成する要素のうち、他の競合が実現できない価値を生み出している要素は何であるかを記載しましょう。
⑥ターゲットユーザーの特徴を表現し、ニーズがどれくらい強く・多いかを表現します。
⑦競合他社との比較を通じて、自社の強みや特徴、特に大事にしている点を表現します。
⑧ターゲットユーザーにどのようにリーチして、集客していくかを記載します。
⑨サービスごとに価格を設定していきます。
⑩1年後、3年後、5年後と組織として目指す目標を設定します。
創業に至るまでの、代表者の経験を感情を踏まえて記載しましょう。解決したいと思う課題にどうやって出会ったかを表現します。その課題に対してどのような感情が生まれたのかを記載しましょう。その課題を解決したいと思った感情のプロセスを表現し、そう思ったときからの創業への動き方を表現しましょう。チームを探したり、提携先を探した場合は、その努力についても表現しましょう。そして創業以後に展開していこうと考えている短期的な戦略を具体的に表現しましょう。まずは固めたいと思っている取引ルートや、獲得したい人材像を時系列で記載しましょう。さらに将来どのような状況を目指しているのか、「夢」の部分を記載しましょう。課題を解決すると、どのような状況が実現するか、誰のどんな欲求に答えることになるのかを書きましょう。
創業者が今回創業する事業について、どの程度経験があるか記載しましょう。具体的な国家資格などがあれば、かなり具体的に評価可能なのでしっかり記載しましょう。また創業する事業の「現場」の経験があることをしっかり表現しましょう。また、人脈も非常に重要な評価に繋がるため、創業する事業に関係する各社との繋がりをしっかりと表現しましょう。提携先やパートナーシップ契約、税理士などの顧問契約がある場合は、名前を記載して、信頼性を高めましょう。最後に重要なのが、熱意をどこまで記載できるかということです。他のチャンスを捨ててまで、その事業を創業したいという想いを表現しましょう。
まずは、立ち上げに必要な資金を何につかうのかを表現しましょう。設備が必要なビジネスの場合は、設備資金の記載が多くなると思われますが、ただ「機械 3,000,000円」と記載するのではなく、「繊維を紡ぎ、加工して、鞄を製造する自動の機械の購入費、導入コンサルティングフィー」としっかり具体的な内容を記載しておきましょう。保証金がある場合はその金額も書いておきましょう。運転資金の欄には、人件費や家賃、交通費、広告宣伝費を記載します。ここでもやはり具体的な金額を記載しましょう。人件費の場合は「CTOエンジニア 月額給与 300,000円 × 6ヶ月分 = 1,800,000円」の様に個別に記載しておきましょう。他の項目も可能な限り具体的な記載を行うことが重要です。広告宣伝費であればどこに広告を出して、どのくらいの期間掲載するのかを記載し、それがいくらになるのかを記載しましょう。
スケジュールの記載は、非常に詳細に記載しましょう。分かってる範囲で、何月何日というレベルで予定を書きましょう。何のために、何を行うのかを表現しておきましょう。その予定が、事業に取ってどのようにプラスな影響をもたらすかのかを表現しながら予定を詳細に多数記載しておきましょう。時系列で、箇条書きすることがおすすめです。各年度で10項目以上は表現し、しっかりと予定を組んでることを表現しましょう。
ここで重要なのは、しっかりとExcelで計画を作り込むことです。Excelに記載するのは大きく分けて売上・売上原価・販売管理費・営業利益です。これらの項目をしっかりと因数分解して、具体的な内訳を記載しましょう。「積算根拠」は必ず別紙参照にしてExcelで詳細に表現しましょう。
売上を分解するときは、収益が変動する要素に分けて、数式を組むことが重要です。顧客が各月で何人獲得して、その顧客をさらに、どういう戦略で獲得したか別に分解して、集客戦略ごとの想定数値も表現します。単価も商品の段階別に表現して、商品ラインナップも表現しましょう。
販売管理費で重要なのは「人件費」の分解です。人材獲得戦略も同時に表現できるため、時系列ベースで、どんな職種の人材を、どのタイミングで、いくらの給与で、何人獲得していくのかを表現しましょう。アルバイト・パートを予想している場合もしっかりと区別しておきましょう。
以上が重要なポイントです。経費の部分は上記の情報の中から、抽出すれば、自然と計算できるため、規定に見合う形で計算しましょう。
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