8月9月はスズメバチが危険! 絶対に知っておきたい『8つの対処法』

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毎年、この季節になるとスズメバチによる刺傷事故が報道され、死亡者もでています。
そんな、怖いスズメバチについて最低限知っておきたい大切な内容を、できるだけ分かりやすくまとめました。

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万が一のときのためにも、知っておいてください。

スズメバチの種類は、約70種。日本には16種います。
強い攻撃性で、最も危険とされるのがオオスズメバチです。他にも、キイロスズメバチも危険です。オスは針がなく、刺しません。

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いちばん危険なシーズンは、8月と9月。

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1、スズメバチが敵だと感じている時の危険信号

  • 相手の周りをしつこく飛び回る。
  • 相手に狙いをつけて、空中で停止する。
  • アゴを噛み合わせて「カチカチ」という音をだす

2、車の中にスズメバチが入ったら

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  • 触らなければさされません。(手で払ったりしない)
  • パニックにならずに車を安全な場所に止める。
  • 窓をすべて開ける。

3、知らずに巣に近づき、襲われたとき

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  • 逃げる際は手ではらったりするとハチを刺激して危険です。
  • 80メートル以上離れるまで、できるだけ急いで姿勢を低くしたまま逃げる。
  • 急いで逃げられない場合は、背を向けず姿勢を低くしたまま後ずさるように逃げる。

4、万が一スズメバチにさされたとき【重要】

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1、ハチ毒アレルギー体質か確認する。

2、アナフィラキシーショック症状の兆候が出ていないか確認する。

意識がもうろうとしたり、呼吸困難、血圧の低下などが見られたらショック症状の兆候です。

ハチ毒に対するアレルギー反応は人によってさまざまですが、共通するのは、じんましん、発汗、吐き気、頭痛、腹痛など、刺された場所の痛みやはれ以外に、全身的な症状が出ることです。

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もっともひどいアレルギー反応では、血圧が下がったり、意識を失うアナフィラキシーショックというたいへん危険な状態になります。ハチ刺されによる死亡事故は全国で毎年30~70件ほどおきていますが、そのほとんどはアナフィラキシーショックが原因と思われます。

3、ショック症状の兆候が見られた場合、躊躇せず急いで医療機関へ
(救急車もためらわず呼ぶ)

アナフィラキシーによる死亡例の多くでは、刺されてから1時間以内に死亡がおきています。全身症状が出た場合は一刻も早く病院で応急手当を受けなければなりません。近くにいる人はすぐに救急車を呼んだり、助けを求めてください。直接の死因としてもっとも多いのは上気道(のどなど)の浮腫(むくみ)による窒息死です。応急処置として気道の確保や人工呼吸が必要な場合があります。

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5、アナフィラキシー症状出現時の対応

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1、アドレナリン携帯自己注射キット(エピペン)を携行している場合は、直ちに自己注射します。

2、その場で体を横たえ、脚を少し高くします。おう吐がある場合、顔を横に向けて窒息しないようにします。

3、できるだけ速やかに最寄りの医療機関を受診します。


6、被害を最小限にするための応急処置

1、毒を取り除く(口で吸わず、指でつねって絞り出す)

刺されたらすぐに毒を吸い出し、体内に取り込まれる毒をできるだけ少なくしましょう。
市販されている装置(ポインズンリムーバー)を使うと、うまく吸い出せます。野外活動のときは携帯しましょう。

2、傷口を冷やす(毒の回りを遅くする)

はれや痛みには、刺された場所をひょうのうなどで冷やすのも効果的です。

3、薬を使う

はれや痛みがひどいときは、ステロイド軟膏を塗ったり、抗ヒスタミン剤を服用します。病院で症状を話し、処方してもらいましょう。なお、アンモニアや尿を塗るのは効果がないばかりか有害です。絶対にやめましょう。


7、予防策

○長そで、長ズボンを着用しましょう

素肌を刺されるのに比べれば被害は小さくなります。できるだけ素肌の露出を少なくすることが大切です。

○白や黄色の服装や帽子を着用しましょう

黒いものに対して真っ先に向かってきます
明るい色の服装や帽子はよく目立つので、ハチ対策以外でも遭難時に役立ちます。

○殺虫スプレーを携帯しましょう

小型の殺虫スプレーを携帯すると安心です。
いわゆる虫除けスプレーや虫除けクリームは、刺すハチに対しては全く役に立ちません。

○ひとりだけでの行動は避けましょう

万一の場合、助けを求めることができません。
おそわれたときも、小グループのほうが手際よく逃げられます。

○匂いに気をつけましょう

化粧品や清涼飲料などに含まれる匂いのなかに、スズメバチに攻撃行動をもたらす警報フェロモンの成分が含まれていることが最近わかりました。

なお、ジュースなどの缶に、生きたハチが入っているのを知らずに飲んでくちびるや口の中を刺されてしまった例もありますから、注意してください。

○自分の体質を周囲に知らせましょう

スズメバチに刺されたときに全身症状をおこしたことのある人は、ハチ毒アレルギー体質であるおそれがあります。病院で相談すれば、ハチ毒アレルギー検査をしてもらうことができます。
もしアレルギー体質とわかったら、「私はハチ毒アレルギー体質です」と記入した名札を普段から携帯するようにしてください。応急処置に役立ちます。


8、スズメバチに2回以上刺されると命にかかわるって本当ですか?

体質によります。ほとんどの人は刺される回数に応じて命にかかわる危険が大きくなることはありません。 しかし、ハチ毒アレルギー体質の人は、毒が体内に入る回数が増えるにしたがって反応が強くなるといわれています。アレルギーにはいくつか型がありますが、もっとも激しい型(Ⅰ型)では、最悪の場合アナフィラキシーショックがおこり、命にかかわることがあります。

出典
森林総合研究所・画像
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