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ガザ地区 戦闘再開後死者100人超に8月25日 18時12分
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パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの双方の攻撃が再開して以降、死者が100人を超えるなど、市民の犠牲の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
ガザ地区を巡っては19日、およそ9日間にわたった一時停戦が破られ、イスラエル軍とハマス双方による攻撃が続いています。
ハマス側は連日、100発を超えるロケット弾や迫撃砲をイスラエルに向けて発射し、22日にはイスラエル南部に住む4歳の少年が車の中で迫撃砲の直撃を受けて死亡しました。
これに対しイスラエル軍はハマスの幹部を狙った攻撃を強化し、ガザ各地に激しい空爆を行っています。
ガザ地区の保健当局によりますと、死者は19日に攻撃が再開して以降100人を超え、一連の軍事作戦による死者の総数は2120人に上って、市民の犠牲に歯止めがかかっていません。
パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長は、カタールでハマスの事実上の最高指導者、マシャル氏と、エジプトのカイロでシシ大統領と相次いで会談し、エジプト政府も23日、改めて交渉の再開を呼びかける声明を発表しました。
エジプトの呼びかけに対する公式な反応はまだありませんが、交渉は水面下で進んでいるものとみられ、再び戦闘を停止させることができるか注目されます。
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