稲沢市議 辞職勧告提出を決定08月25日 12時28分
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違法な薬物を運搬した罪で中国で起訴された愛知県稲沢市の市議会議員について稲沢市議会は２５日議会運営委員会を開き今後裁判に入り議員活動ができない状態が続くとして議員に対する辞職勧告決議案を本会議に提出することを決めました。
稲沢市議会議員の桜木琢磨被告（７０）は去年１０月中国の広東省広州の空港で覚醒剤３キロあまりを持っていたとして拘束され７月、違法な薬物を運搬した罪で起訴されました。
稲沢市議会は２５日議会運営委員会を開き、桜木議員は中国で拘束されてから議員活動を行っておらず今後も裁判になり長期間に渡り同じ状態が続くとして辞職勧告決議案を９月開かれる本会議に提出することを決めました。
また、委員会の中で野村英治議長は桜木議員の家族と話したことを明らかにし辞職勧告決議案について家族は「仕方がない」と述べ理解を示したことが報告されました。
野村議長は「無罪・有罪は辞職勧告に関係はない。あくまで長期間議会活動ができないために辞職勧告を出すことにした」と話しています。
中国の広州市中級人民法院によりますと桜木議員の初公判は、２６日開かれることになっています。