大阪ナード日記

大阪に生きるヘタレヲタクが思う事

アイスバケツチャレンジについて思うこと

アイスバケツチャレンジなるイベント?が流行っている。

ALSというと私の中ではホーキングのイメージが強い。*1

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)

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こういうイベントの是非という大きな話題ではなく、少し気になった細かい話について書く。

ゴールが無いのか?

このイベントの明確なゴールについてあまり聞いた覚えがない。いわゆる伝言ゲーム(悪く言えばチェーンメール的手法)に金額等のゴールがないと、尻切れトンボになるんじゃないだろうか?

一般市民の参加

啓蒙と寄付の活動なら、一般市民が氷水以外で参加できた方が良かったのでは無いだろうか? たとえば件の動画の広告収入がALSの団体に寄付されるとかでも良かったのでは?

調べてみた

どうやら、もともとローライダー(車の車高を低くしたりの改造を愛好する人達)界隈が起こりらしい。そして、氷水をかぶるのはアメリカスポーツ界では景気付けの意味があるという。

http://en.m.wikipedia.org/wiki/Ice_Bucket_Challenge

一言で言えば要は「内輪ネタが大事になり、大義名分がついただけ」らしい。

そりゃゴールもシステムクソも無い。ただの内輪ネタの後付けだもの。

結論としては、内輪ネタがブームになった程度に思っておき、これを機にALSに興味を持った人は調べたり寄付をしたければすれば良い。で充分だろう。

新ALSケアブック―筋萎縮性側索硬化症療養の手引き

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24時間TVもそうだが、個人的にはイベントとかの大義名分無しに気楽に寄付をする方が好きだ。

*1:色々と型破りな物理学者。ここでは割愛