賛否両論になると逃げ出したくなる凡夫です。
トピック「アイスバケツ」について
旬のネタにとびついたもののなんかもう面倒なので浪漫溢れるバケツアイスのことについて書きます。
凡夫の祖父はこれをよく食べていました。
なんか酷評されていますが美味しいですよ。凡夫は好きです。ハーゲンダッツより好きです。
凡夫の祖父はこれを風呂上がりにあぐらをかいて、アイスを抱えるようにしながら食べていました。クマっぽかったです。凡夫にもくれたようですがもらった記憶があまりありません。それよりもでかいな!と興奮していました。
5歳くらいの時にバケツではないのですが1kgはいるバターケースに、祖父がアイスをいれていました。自作したそうです。祖父は凡夫と違って色々と多芸で器用でした。凡夫が恨めしげにアイスを食べているのを見ていたので作ってくれたそうです。
その自作のアイスがとても美味しくてですね。今まで食べたことのない味なんですよ。夢中で食べました。祖父が目を離したうちに半分は食べました。
あまりに美味しいのかヘラヘラ笑いはじめてしまいました。なんだか体も熱くなりました。それでも食べ続け、残るアイスが三分の一になったところで祖父が戻ってきました。
「あちゃー。こんなに食べちゃったのか。これ酒粕入ってるのに」
5歳の凡夫。バケツアイスに酔う。
その時のことはよく覚えていて、見るもの全てがオモシロかったです。なんでか知らないけどヘラヘラと笑えてくるのです。ちなみに凡夫は酔うと笑い上戸になります。そこまで酔うことは珍しいしあまり変わらないのですが強いて分類すると笑い上戸です。三つ子の魂百まで、ではありませんが5歳の酒癖は変わらないようです。
酒粕入りアイスはこれ以降食す機会はなく、祖父も他界してしまったのでもう食べることはできませんがあの味と楽しかった思い出は一生忘れません。