ミルコ!
23日、両国国技館で開催されたIGFチャンピオンシップ。北京五輪柔道金メダリストの王者・石井慧と元K-1GP、PRIDE GP王者のミルコ・クロコップ(クロアチア)によるスーパーファイトです。ミルコの左肘打ちで石井の眉間が割れ、流血が止まらずドクターストップ。2回2分37秒、TKOでミルコが新王者になりました。総帥アントニオ猪木参院議員が1、2、3ダーでミルコを称えました。
これまで両国国技館では大相撲以外にも様々なスーパーファイトを取材してきました。思えば最初に両国国技館を訪れたのは91年12月22日の高田延彦(プロレス)対トレバー・バービック(ボクシング元世界王者)の格闘技世界一決定戦でした。大学時代「週刊ファイト」(休刊)のアルバイト記者としての取材でした。1回、バービックの試合放棄という結末に物が飛び交い、リングサイドにいた私は紙コップのコーラを浴びたのでした。今回も不完全燃焼となりましたが、猪木のダーで場内の不満が一気に収まるのだからさすがです。
コメント