今回はホスト、メンキャバに体験入店する際の流れについて語りたいと思います。
新宿 歌舞伎町の複数店舗で取材した際に実際体験入店の内容ですので、参考になるかと思います。
店舗によってはもっと工夫されていたり、テキトーだったりと色々だと思いますのでご参考までに。
ホスト体験入店①:お店の人に挨拶
当たり前ですが、店舗に行った際にはまずはお店の方々に挨拶をします。
「本日、体験入店で伺った○○です。ご担当の方いらっしゃいますか?」等、なるべく丁寧に挨拶をしてください。
ホスト体験入店②:店舗担当の方と面談
お店の採用担当の方と面談を行います。
過去の接客の経験とかホストの接客で必要な知識などを聞かれたりするかもしれませんが、未経験の場合は教えてもらえるのでご安心ください。
どのお店に行っても接客に役立つので、覚えるためにメモを用意しておくことを強くお勧めしときます。
ホスト体験入店③:フロアの掃除&セッティングなど
体験入店に入る時間にもよりますが、開店前からの入店であれば、開店準備をやることもあるかもしれません。
ホストクラブの特徴の一つが徹底的な階級社会だというところです。
新人や売り上げが少ないホストは、ナンバーや幹部級ホスト達から買い出しなどの雑用をおこなうことが多いです。
体験入店の場合、一番下っ端になるので、おのずと開店前のお店の仕事やることになると思います。
もちろん体験入店なので、先輩方と一緒に掃除や雑用やるので心配ありません。
メイクホスト的には開店前からガッツリ「体験」してお店やスタッフさん達の雰囲気を感じ取ることが大事です。
体験入店の場合、お店からスーツを貸し出されヘアメイクセットをやるように指示される場合があります。
ホストクラブでは専属のヘアメイクついており、ホストの方々は大抵開店前にヘアメイクをします。
体験入店の場合、雰因気になれるという名目あるので、体験入店者にもへアイメイクをさせることが多いようです。
(ヘアメイク料金は体験入店給与から引かれる場合が多い様です)
ホスト体験入店④:研修(テーブルマナーや接客)
面談の時にも卓(接客時)の立ち振舞などの話はあるかもしれませんが、丁寧に研修をする店舗であればお客様の前に出る以上は最低限覚えて欲しいマナーや用語などを教わると思います。
例を上げれば、
- お酒を作るときはグラスを自分の前に持ってくる
- グラスの上半分は触らない
- 酒や割り物は両手で持つ
- マドラーでかき混ぜた後、回転を止め、音をたてない
- グラスを出す前にコースターの向きが正しいか注意する
- 失礼します」や「どうぞ」と一声かける
などなど、けっこう細かいことが多いかも知れませんが、最初なので気負いせずに講習を受けてください。
せっかくの「体験」入店なので色んなことをメモって覚えて、例えその店舗に本入店しなくてもノウハウを吸収するくらいの気持ちで入店してみてください。
ホスト体験入店⑤:接客(先輩方のヘルプにつきます)
開店したら実際に卓について接客を行います。
初回からお客さんの席につくことはさすがにまだ無理なので、先輩ホストが指名をもらっている席でヘルプとしてつくことになると思います。
お客様ににお酒を注いだり、氷やグラスを運んだり、灰皿を変えたりなどなど仕事をこなしながら、お客さんの話に相槌を打ったり、会話にも参加して場を盛り上げげていきましょう。
「先輩方を盛り上げながら」自分の体験とか特技とか、小ネタを仕込んでおいて披露するなど自分も楽しめるように動いてみてください。
ホスト体験入店⑥:終了~給与受取
その店舗に本入店したら片付けや掃除まであると思いますが、体験入店の段階でそこまでやるかどうかは店舗によって違います。
(時間で区切って挨拶をして給料をいただいて帰る店舗も多いです。)
体験をして感じた疑問などもこのときに細かく質問してみましょう。
その時にお店が気に入れば、入店の意思を伝えましょう。
流れは以上です。
いかがでしたか?「体験」ができるのは普通のアルバイトとかでは無い仕組みなので個人的には便利な仕組みだなと思っています。
給料ももらって体験できるなんて良い仕組みですが、体験入店を繰り返す、いわゆる「体入荒らし(体験荒らし)」はお店にとっても迷惑なだけなので辞めましょう。