１７歳少年、交際女性の遺体を山中に遺棄

　岡山県警津山署は２４日、交際していた女性の遺体を、岡山県津山市の山中に放置したとして、死体遺棄の疑いで同市に住む無職の少年（１７）を逮捕した。少年は同日未明、保護者に付き添われて津山署に自首した。

　逮捕容疑は２０日午後５時半ごろ、津山市一宮の山中に乗り捨てた車の中に、同市の無職・宮岡奈緒さん（２６）の遺体を放置した疑い。

　津山署によると、少年は「宮岡さんと口論になり、刃物で殺害した。その後、遺体を隠すため車を運転して山に行き、車を置いて下山した」と供述。捜査員が供述に基づき調べたところ女性の遺体と車を発見した。県警は殺人容疑での立件も視野に動機などを調べている。

　２人は２０日午後、宮岡さんが運転する軽自動車で津山市内を回り、車内で口論となったとみられる。少年は、「持っていた刃物で首のあたりを切り付けた」とも話しているという。宮岡さんは助手席にうつぶせの状態で倒れており、首付近に外傷があった。