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電機各社 国内生産能力を増強8月25日 4時14分
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電機メーカー各社の間では景気回復に伴う業績の改善を背景に国内の生産能力を増強する動きが出始めており、こうした流れが景気の本格的な回復につながるのか注目されます。
このうち、電機メーカーの「沖電気工業」は、主力の業務用プリンターの需要が国内で増えていることから、今年度に入って福島県にある工場の生産ラインを増設したほか、今後さらにラインを増やす方針です。
「OKIデータMES」の高橋一彰社長は、「半年くらい前からじわじわと景況感がよくなってきている。国内の工場を増強することで納期を短くするとともに、設計部門と工場が連携して付加価値の高い商品を出せるようになる」と話しています。
このほかにも、「シャープ」が中国の携帯端末メーカー向けの液晶パネルを手がける三重県の生産拠点への投資を増やすほか、「パナソニック」も電気自動車向けのリチウムイオン電池を中心に国内の工場向けの設備投資を増やすことにしています。
電機メーカー各社の設備投資はこれまで海外向けが中心でしたが、景気回復に伴う業績の改善を背景に高い技術力を持つ国内の生産設備への投資を増やす動きが出始めていて、こうした流れが景気の本格的な回復につながるのか注目されます。
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