ライフハッカー編集部 - メンタル,科学 09:00 AM
本当の休暇の前に「心の休暇」をとって仕事から離れる準備をしよう
休暇を取るのはリラックスするためです。しかし仕事から離れたとしても、そのことをすぐに忘れるのは困難です。私たちの脳にはスイッチがついているわけではありません。前もって知らせておく必要があるのです。いつも仕事のことを考えているのならば、次の休暇をとる前に「心の休暇」をとりましょう。
休暇の時間は限られており、その時間はストレス・フリーの状態でいたいと思うでしょう。しかし「Harvard Business Review」によると、働きすぎた脳はすぐにリラックスした状態に移行することができません。ですから、雑音を減らしてみてください。例えばスマートフォンの電源を1時間切ったり、通勤中のラジオのスイッチを切ったりしてみてください。
限られた休日を最大限有効活用したいのなら、勤務日でも毎回少しずつ仕事から離れ、休暇の「練習」をすることが重要です。「静かで仕事と分断された時間をとることで、脳に周りから離れることができるのだと認識させ、生産性と幸せを感じていることができます」と、『The Happiness Advantage』の著者であるShawn Achorは述べています。
この方法は、休暇が始まった際に脳がスイッチを切る準備を促します。仕事から離れるまで、生産性が損なわれることはありません。同様に、休暇から戻って仕事に移行できるよう準備することにも応用できます。
The Professional's Guide to a Stress-Free Vacation|Harvard Business Review