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単なる風向計 SPEEDI予算減

2014年8月25日(月) 7時29分掲載

単なる「風向計」 福島の原発事故時のSPEEDI

 予算が大幅縮小される「SPEEDI」(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)は、原発事故時に住民避難を判断する要になるはずだった。しかし、福島第一原発事故では期待された役割を果たせなかったうえに情報も公開されず、不信や混乱を招いた。自治体にも予測に頼らない避難への備えが求められているが、態勢づくりは道半ばだ。(朝日新聞デジタル)

[記事全文]

来年度予算を半額以下に大幅減額

朝日新聞デジタル(8月25日)

事故当時、避難に活用されず

政府の事故調査委員会は、SPEEDIを活用できていれば住民避難のタイミングや方向を判断できる可能性があったとしています。 日本原子力文化財団

SPEEDI情報はなぜ公開されなかった

プレジデントロイター(2012年2月9日)
事故のあと、関係機関で繰り返し協議したものの「関係者は予測は現実をシミュレーションしたものとは言い難いと認識しており、当時の状況では適当であった」としています。 NHK(2012年6月11日)
4月25日に、政府・東電の原発事故対策統合本部の事務局長を務める細野豪志首相補佐官(当時)が、「パニックを恐れたもの」との見方を示した上で、謝罪をしている。 VIDEO NEWS(2012年3月3日)

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