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【スポーツ】<首都スポ>日大前人未到9連覇 インカレ ボート男子エイト2014年8月25日 紙面から
ボートの第41回全日本大学選手権大会(インカレ)最終日が24日、埼玉・戸田オリンピックボートコースで行われ、大会最後を飾る男子エイトは日大が5分44秒68で勝って、この種目前人未到の9連覇(通算14度目)を達成した。予選で日大に勝ち、初優勝の期待が高まった一橋大は5分48秒13で2位。3位は早大、4位は慶大が入った。 桜色のユニホームをまとった日大エイトのクルーたちが、水上で歓喜の雄たけびをあげた。ガッツポーズで、水面をたたいて、喜びを爆発させる。自校の持つ最長記録を更新する、前人未到のインカレ9連覇だ。 「連覇をしてきたプライドです。序盤からリードを奪っていくレース展開も思っていた通り」と舵手(だしゅ)の立田寛之(4年)は胸を張った。今回のメンバーは4年生が立田と奈良和紀の2人しかいない『谷間の世代』。それでも勝ちきるのが日大の強さだった。 21日の予選では一橋大に3秒差で敗れた。「U−23代表が3人いる一橋大が強いことは分かっていた。予選ではそれを意識しすぎて、一こぎのストロークが短くなり、それが敗因につながった。だから、敗者復活戦と準決勝ではその時の対戦相手よりむしろ一橋との再戦を考え、本来のストロークを取り戻すことに集中した」と中溝勝彦監督は振り返る。 その効果はものの見事にあらわれた。決勝はスタートから250メートルでトップを奪うと、中盤で追いすがる一橋大にさらにリードを広げる完勝だった。 日大以外のインカレ・エイト連覇は中大が1983年〜86年に4連覇したのが最長で、9連覇は文句なしの大記録。「連覇というのはやっかいで、時にはプレッシャーになる。ただ、今回の決勝では逆に力になってくれたと思います」と中溝監督。王者のプライド、築き上げてきた伝統が、大きなパワーを生み出した。 連覇の伝統をも力に変えた日大は、今年も大学ボート界の頂点に君臨し続ける。 (藤本敏和) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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