スポーツ中継を見ながら、世界中のサポーターと”声援”を共有できるアプリ
最近はスポーツ中継の観戦中にTwitterなどのSNSに投稿し、他のサポーターの投稿を見ながら応援気分を味わっている人も多いのでは? でも短いテキストとは言え、文字を打つのはちょっと面倒。
イギリスのスタートアップが開発した〈Fanmode〉は、自宅やスポーツバーからもっと簡単に、その瞬間の感情を声援として送り、世界中の人たちと共有できるアプリ。
現在はまだサッカーのプレミアリーグやイングランドの試合中心だが、ユーザーはまず観戦する試合と応援するチームを選ぶ。そして、拍手を送りたいときはスマホの画面を叩くと拍手の数が、叫びたいときはスマホに向かって叫べばそれが音量がデシベルで表示される。
また、画面を上下左右にスワイプすることによって、「Come on!」(頑張れ!)、「No!」(ダメだ~!)、「Yeah!」(やった!)と応援の仕方を選べ、同じチームを応援するユーザーのリアクションがある程度の数になると、「Super Cheer」(大歓声)を送ることもできる。
さらにスマホを振れば、“チームフラッグ”を振ることもできるそうだ。
ユーザーが送った声援やその数は、〈Fanmode〉のサイト上にあるViveboards(バイブボード)で見ることができるが、ゆくゆくは各チームとパートナーシップを組み、スタジアムの大型スクリーンや選手更衣室のモニターに表示できるようにすることを目標としている。
Fanmode/YouTube
これが実現すれば、世界中どこからでもサポーターの“声援”をスタジアムに届けることが可能になるわけで、スタジアム関係者もこのアイディアに高い関心を寄せているようだ。
今年のサッカー・ワールドカップでは、ストックホルム、ロンドン、ヨハネスブルクのスポーツ・バーやレストラン、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで〈Fanmode〉を紹介するイベントが行われた。
Fanmode/YouTube
〈Fanmode〉はApp Store、Google playで無料ダウンロード可能。
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