ピピピピピがブログを書きますよ。

運動もせず、ヘタレ顔でキーボードに手を置くピピピピピがブログを書く。野人の如き豪快さが欲しいね。

トイレの汚れを舐めさせられるの。イジメを受けてる。助けて

私が何したのよ

とっておきの言葉なんてないよ。
隠し持ったお小遣いなんてないよ。
抱きしめられて生まれた汗なんてないよ
一番も二番も三番も四番も五番も空っぽなの。


焼き払われた不要物って、燃え上がっている瞬間ほど価値がある。
生きているブタよりも、絶命したブタの方が意味あるし価値バリ高じゃん。
生きていたら美味しくない。絶命してるからヨダレを垂らせる。それがステーキだよ。
私たち人間ってのは、生きる者よりも命をなくした者に惹かれてしまう。
生き物が死んでいく過程に、身勝手なお祈りをするおバカちゃんの癖して、死体への移行が完了したら涙を流せる存在って美しいのかな。
すぅ~っとワンピースの袖から注ぎ込まれる、夏の終わりを知らせる風を楽しんじゃう。
「うぅ~ん。空気がおいしーの」なんてパクパク唇を動かして、人間だからこその感想を放つじゃん。
だけどね、その風にはブタの匂いがこびり付いているんじゃないの。

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大好きな彼の吐息も、唾液塗れの足裏も、チンパンジーの毛も、人前で垂らす汗も、イルカの背中もね。
いっぱいの匂いが、満腹になるまで風を膨らませて飛んでくるの。
私たちって、風に運ばれてくる本当のモノを知ろうともせず、平気で良いものだと思ってスーハースーハーと匂いを嗅ぐのよ。
「おいしい空気ー!」なんて言える男女は、自己憐憫に浸る事に喜びを感じているようなものだって思う。
東京だけでも公衆便所って1000個以上ある訳よね。そんで一般の住宅のトイレも合わせたらどれだけ?
世界には億の汚れが飛び交っていて、風の背中で気持ち良く揺られながら、私たちの口に入るのよ。
それはおいしいの?
やっほーってなあに?
自然さんこんにちわーって言っちゃうの?
儚いよ。そんな言葉。
ウンザリしちゃう光を浴びせてくるお月様もお星様も、何千年と汚れを照らしてきているのよ。
ゴキブリを見つけて懐中電灯を浴びせ続けるヒトなんている?
ぼっとんの中を照らす為にLEDライトを買うヒトなんている?
カラスを引き裂くと出てくる生ゴミの塊を見つめるヒトなんている?
男の子の股間蹴ったら痛いよね。だから蹴らないし、蹴られたくないって当たり前の法則出来上がってる訳じゃん。
なのにさ、どうして大きな口を開けて汚れを吸い取っちゃうのかな。
子ブタさんも、お母さんブタさんも、お父さんブタさんも汚いし臭いしあっちいってーって、毛嫌いする私たちだよ。
なのに。なのに。なのに。
「自然っておいしぃーよー」って等身大の嘘を生み出しちゃう。
私は12回あくびした。今日12回大きな口開けて大あくびをしたの。
そしたらね、東京23区の公衆便所の味がした。
工場の煙が浮遊する空を切り落として口の中に入れた感じだよ。
有害なスモッグが口の中にただいまして、私はおかえりってもぐもぐするの。
強制されているの。指を差されているの。味合わなきゃいけないの。
イジメだよ。上靴なくなった。鞄の中にチョーク入れられた。

もう世界が白くなった

真っ白な世界に、真っ黒な汚れがやってくる。
無臭の世界に、トイレの汚れが被さっちゃう。
開けた口の中に入ってくる。
口を閉じなきゃ。歯にボンドを塗りたくって二度と開けられないようにしなきゃ。
イジメられたくない。舐めたくない。助けて。
もう二度と口を開けないから。鼻からも汚れた風が入ってくる。
目も耳も鼻も口も全部塞ぐ。
ガムテープでグルグル巻きにして、イジメを避けるの。
呼吸を止めます。


ありがとう。


価値のあるブタさんになります。

 

ロースおじさんのとんかつQ&A その悩み、豚に相談した?

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