渡辺淳基
2014年8月25日07時51分
イスラエルで「レッドアラート」と呼ばれるスマートフォン用の無料アプリの利用が急増している。パレスチナ自治区ガザからのロケット弾発射を警報音と表示で瞬時に伝え、防空シェルターへの避難を促すために開発された。
「レッドアラート」は24日も、記者のスマホで数十分ごとに警報音を発し続けた。ガザからのロケット弾が集中したのはイスラエル南部のエシュコルなど。アプリは着弾予測地を行政区名で表示する。
ソフトウエア開発企業で働くアリ・スプラングさん(34)らが2012年11月に開発した。そのころ、ガザのイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が激化し、エルサレム近郊やテルアビブなど大都市にもロケットが着弾していた。
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