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【芸能・社会】

加山雄三 来年最後にツアー卒業 自作の船で7つの海制覇したい!!

2014年8月24日 紙面から

ステージでファンを魅了する加山雄三(石井裕之撮影)=東京・日本武道館で

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 歌手加山雄三(77)が、恒例にしてきたコンサートツアーを来年で“卒業”することになった。23日、東京・北の丸の日本武道館での喜寿記念のコンサートで発表した。

 最新ツアー「若大将EXPO」は9月27日の神奈川・茅ケ崎からスタート。来年7月25日の東京・NHKホールまで全国47都道府県を回るが、ツアー活動は、同ツアーを最後に行わない。単発のコンサートは続ける。

 公演前に取材に応じた加山などによると、太陽光発電など自然再生可能エネルギーで動く船に興味があり、そうした船の製作などに取り組むための決断という。

 武道館に集まった8000人のファンに向け、加山は自らの口からではなく、公演終了後にスクリーンのテロップを使って思いを伝えた。

 「自作の船で7つの海を回る事、それこそが僕の子どもの頃から抱き続けた“夢”です。その夢に向かっていま決心しました。80歳になったら必ずや7つの海を制覇する! その夢に向かって…」

 この日の公演は4月に迎えた喜寿を記念した3年ぶりの武道館公演。喜寿記念ベストアルバム「ソング・ライブラリー」の収録曲を披露した。

 アンコールには、歌手桑田佳祐(58)が喜寿を祝って駆けつけ、加山とのデュエットで盛り上げた。加山が「君といつまでも」を歌唱している途中で桑田がステージに乱入するサプライズで、加山は「ウソだろ!!」。「君と−」やラストの「夜空の星」を2人で熱く歌った。

 2人の共演は、2006年8月に浜名湖で開かれたロックフェスティバル「THE夢人島Fes.」以来8年ぶり。桑田は同じ湘南で育った加山を慕っていて、「一生お慕い申し上げます」などと加山への思いを語った。

 

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