ダルビッシュ、戦列復帰のめど立たず　ワシントン監督が明かす

　ワシントン監督は２２日、右肘の炎症でＤＬ入りしているダルビッシュ有投手（２８）について言及。最短で２５日（日本時間２６日）のマリナーズ戦での戦列復帰が見込まれていたが、現時点ではめどが立っていないことを明かし、共同電によると、「リハビリを順調にこなしてほしい。それから復帰について考える」と話すにとどまった。

　当のダルビッシュはこの日、左投げでのキャッチボールや遠投など軽めのメニューで汗を流した。試合前には交流のあるロイヤルズの青木にあいさつし、談笑する姿も見られた。

　ダルビッシュのＤＬ入りをめぐっては、本人が「チームが優勝争いをしていれば、ＤＬ入りせず無理してでも投げた」といった趣旨の発言をしたことから地元メディアが騒ぎ立て、ワシントン監督が「炎症なら、（打撃投手を務める）俺にもある」などと冗談交じりに発言したことから、物議を醸した時期もあった。現在は沈静化している。