蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事
【大リーグ】イチロー、サヨナラ生還 9回先頭で中前安打、呼び水に2014年8月24日 紙面から ◇ヤンキース4−3ホワイトソックスイチローがサヨナラ適時打の“呼び水”となった。ホ軍戦は4試合ぶりにベンチスタートとなったが、6回に代打で途中出場すると、9回先頭で巡ってきたこの日2打席目に中前にはじき返して出塁。2四球などで三進後、プラードのサヨナラ中前適時打で決勝のホームを踏んだ。 マウンド上は4番手の救援右腕ウェブ。過去に対戦したことはなく、相手のイメージ、情報は「シカゴで二塁から見たことはあります」程度だったが、96マイル(約154キロ)直球直後の2球目、88マイル(約142キロ)チェンジアップに見事に対応、鮮やかに打ち返した。 「チェンジアップを狙った? 狙いなんかない。狙えるわけないじゃないですか」とイチロー。ただ、結果として、サヨナラ劇を演出したことは事実で、試合後も自然と冗舌になる。「そんな大げさにしなくていいから。『イチローが最終的にヒットを打った。サヨナラのホームを踏んだ』。それでいいじゃないの。恥ずかしいわ。そんな大げさにされたら」と言いつつも、笑いっぱなしだった。 7月末の駆け込み補強、ベルトランの右肘痛が癒え、守備に就けるようになったことなどが重なり、出場機会はめっきり減ったが、先発すれば、8戦連続安打を記録するなど、その存在感はなお絶大。球団がトレード絡みでウエーバーにかけるなど身辺は騒がしいが、こういう渋い活躍を続けていけば、ヤ軍も簡単には手放さないはずだ。 (ニューヨーク穐村賢) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|