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【プロ野球】

川端がV打

2014年8月24日 紙面から

ヤクルト−DeNA 7回裏2死満塁、川端が左前に勝ち越しの2点打を放つ=松山で

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◇ヤクルト4−2DeNA

 ヤクルトが逆転勝ち。0−2の3回に川端の適時打で1点を返し、7回に山田の右前打で追い付き、川端の2点左前打で勝ち越した。守っては6回から5投手の継投で無失点と耐えた。DeNAは7回に救援陣が踏ん張れなかった。

 一打勝ち越しの場面でヤクルトの川端は「すごく集中していた」。同点の7回2死満塁。ファウルで粘って9球目をたたくと、少し詰まった打球が三遊間を抜けた。気持ちで運んだような2点適時打に「今年一番というくらいうれしかった」と喜んだ。

 13日まで19試合連続安打と絶好調だったが、その後は調子が急降下。「状態が良くないので、ボールを長くみるために練習から逆方向を意識していた」。この日2本の適時打はいずれも流し打ちで、もう1本はセンター返し。打撃の基本に立ち返り、復調した。

 秋季キャンプや自主トレを行う松山での試合。「本当に勝ちたかった。良い場面で回ってきて絶対打ってやろうと思っていた。逆転できて本当に良かった」。思い入れの強い地での活躍に声も弾んだ。 (小林孝一郎)

 

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