黒田、6回2失点で9勝目!ヤンキースは3連勝
2014年8月24日7時54分 スポーツ報知
◆ヤンキース5―3ホワイトソックス(23日・ニューヨーク)
ヤンキースの黒田博樹投手(39)は先発して6回を5安打2失点で9勝目(8敗)を挙げた。6三振2四球1暴投で防御率は3・94。チームは3連勝とした。
黒田は武器のシンカーが「(相手打者の)凡打の仕方を見ると信用できなかった」という。いつも軸にする球に頼らなくても持ち前の粘りで6回2失点と試合をつくった。
2回は2本の二塁打で先制を許した後、スプリットを決め球にして3者連続で左打者を空振り三振に。5回1死一塁でも強打の左打者ダンをスプリットで併殺打に仕留めた。「左打者への勝負球はスプリットでいこうと思っていた。根気よく低めに集めた結果がいい方向にいった」と振り返った。
5年連続の2ケタ勝利へあと1勝。さらに次戦は大リーグ全30球団からの勝利が懸かるタイガース戦の予定だ。39歳のベテランは「しっかりコンディションを整えて、勝てればベスト」と意気込みを口にした。
黒田博樹投手「状態は良くなかった。粘り強くという気持ちだった。体力的にきついところで勝ちが付くのは大きい。こうやって粘り強く投げれば、当然チームが勝つチャンスが出てくる」