沢尻エリカ(28)が「7年ぶりに中山秀征と和解した」と話題だ。3日に放送された「シューイチ」(日本テレビ系)にVTR出演し「中山さん、その節は大変失礼しました」とスタジオの中山に謝罪した。
コトの発端は、2007年の主演映画「クローズド・ノート」の舞台あいさつで「別に」発言をする2日前の生放送番組「らじカルッ」(日本テレビ系)での態度だった。
トークコーナーに登場した沢尻はムスッとして、ヤンキーがケンカ腰で相手を威圧するような体勢で、司会の中山が何を聞いても、ほとんど答えず、プレゼントされた番組特製ストラップもテーブルに置いて帰り、スタジオを凍りつかせ、当時は“別に発言”と同等に話題になった。
それから7年。初の食べ歩きロケをしながら、当時を振り返り、中山にこう謝罪した。
「“別に問題”を起こす数日前の生放送で、当時は新聞やテレビの取材が160件あり、精神的にピークで“人”じゃなかった。本当に末期の状態で。数年後にユーチューブで(番組を)見返したことがあるんですよ。さすがに自分でも引いちゃって。すみません。本当に反省しております」
これに中山が「僕が見たときには威圧感しかなかったですけどね(笑い)。大人になったんでしょうね。今度は(沢尻が好きな)激辛鍋でも食べに行きましょうか」とまとめ、和解した。
これを機に、再び「らじカルッ」の問題映像がユーチューブで視聴され、お盆前には沢尻の出世作「1リットルの涙」(フジテレビ系)が再放送されたこともあり、沢尻に注目が集まっている。
あるドラマ関係者は「最近の沢尻を『トゲが抜けたら華もなくなった』とやゆするメディアもありますが、再放送で『1リットルの涙』を今、初めて目にした視聴者は沢尻の持つ女優としての力量に気づいたはず。それに中山ヒデとの和解がくしくも話題になって相乗効果になるでしょう。次の主演ドラマの数字(視聴率)が楽しみですね」とみている。
そのドラマとは10月からスタートする「ファースト・クラス」の続編。好評だった深夜枠から水曜夜10時枠に格上げされ放送される。冒頭の謝罪ができたのは仕事の順調さから来る心の余裕があるからに他ならない。
テレビ関係者は「昨年12月26日に前夫・高城剛さんとの離婚が正式に成立してスッキリしたのが大きい。4〜6月期に放送された『ファースト。クラス』は平均視聴率を深夜で8%近く取りましたから、落ち目のフジでは沢尻サマサマ。それで機嫌が良くなった本人は、かつての“エリカ様”のように共演者やスタッフと接することもなくなり、実年齢の女性にすっかり落ち着いたような感じですよ」という。
横柄で、むくれた態度の代名詞だったエリカ様とはまるで別人だが、余裕の要因には、2年前から交際している男性の存在もあるようだ。
「知り合ってもう2年以上になるレゲエファッションブランドのデザイナー男性(33)が本命で、事実婚状態が続いてます。1年ほど前から沢尻の母・リラさんと都内の一軒家で3人で同居しているのは変わりませんから。ただ、これも自分の意思を曲げない強い性格からきているので、このまま安定していてくれればいいのですが…」とはファッション関係者。
大人になってもまだまだ信用されていないところが沢尻らしいが、続編ドラマでコケて再暗転しなければいいが…。
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