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特定秘密法の危険性訴える 札幌で「秘密保護法 退治フェス」

(08/24 09:14)

専門家が特定秘密保護法に疑問を投げかけた討論

専門家が特定秘密保護法に疑問を投げかけた討論

 国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法について考える「秘密保護法 退治フェス」(実行委主催)が23日、札幌市北区の北海道自治労会館で開かれた。昨年12月に成立した同法は、運用基準の素案に対するパブリックコメント(意見公募)の提出が24日まで。これに合わせ、専門家らが問題点を指摘した。

 札幌の伊藤絢子弁護士は講演で、「情報をオープンにし国民の正しい判断を仰ぐという世の中の流れに逆行する」と同法を批判。その後、清水雅彦日体大教授や元道警釧路方面本部長の原田宏二氏ら4氏が討論し、清水教授は「知り合いの自衛隊員と酒を飲み、秘密を耳にしたら罰せられる恐れもある。身近で重要な問題だ」と訴えた。(細川伸哉)

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