2014年8月25日01時12分
漫画「ペコロスの母に会いに行く」の作者・岡野雄一さんの母で、漫画のモデルにもなった岡野光江(おかの・みつえ)さんが24日、老衰のため、入所していた長崎市内のグループホームで亡くなった。91歳だった。
熊本県天草市の農家に生まれ、戦後に結婚。2000年に夫が死去後、認知症の症状が出始め、06年に長崎市のグループホームに入所した。雄一さんが、その介護生活を切なくもユーモラスに描いた漫画「ペコロスの母に会いに行く」が自費出版の後、12年に西日本新聞社から出版されてロングセラーに。昨年、映画にもなった。雄一さんは週刊朝日で「ペコロスの母の玉手箱」を連載中。雄一さんは取材に対し「きちっと着地してくれた」と語った。
通夜は25日午後7時、葬儀は26日正午から長崎市光町16の18の平安社長崎斎場本館で。喪主は長男雄一さん。
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