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全国花火競技大会
23日夜、大仙市で全国花火競技大会が行われ、全国から集まった27の業者が花火の出来栄えを競いました。
審査の結果は24日発表され、茨城県の業者が最多となる5回目の内閣総理大臣賞を受賞しました。
全国花火競技大会は花火師たちが丹精込めてつくった花火の出来栄えを競う大会で、ことしは27の業者が参加しました。
競技は、伝統的な丸い形の花火などを打ち上げる「割物」と、音楽にあわせてさまざまな形の花火を打ち上げ独自の世界観を表現する「創造花火」などの部門で行われ、花火師がこの日のために磨き上げた技術を披露していました。
また、メインイベントの「大会提供花火」では、およそ900メートルにわたって並べた花火がバレエ音楽の「ボレロ」にあわせて一斉に打ち上げられ、集まった72万人の見物客から大きな歓声があがっていました。
岩手県から来た50代の男性は「20年ぶりに来ましたが、さすが日本一の花火大会だと思いました。
来年は家族と一緒に感動を味わいたいです」と話していました。
競技大会は審査の結果が24日発表され、茨城県の野村花火工業が最多となる5回目の内閣総理大臣賞を受賞しました。
芯入割物の部では6重に輪が見える非常に難易度の高い五重芯の花火を打ち上げて準優勝しました。
自由玉は「幻想イルミネーション」と名付けた花火で、光の色が次々と華やかに変化し、優勝を勝ち取りました。
そして、創造花火はさまざまな形の花火をにぎやかに打ち上げて夜空に遊園地の世界を描き、準優勝しました。
3つの部門の総合で最も優秀だと評価され、内閣総理大臣賞に輝きました。
一方、去年、内閣総理大臣賞を受賞した大仙市の小松煙火工業は五重芯の花火で鮮やかな色を美しい円で描き、芯入割物の部、単独では優勝を果たしています。
08月24日 19時00分