AKB川栄、衣装の番号に込めた思い

入山杏奈を意味する「17」とプリントされた衣装で登場した川栄李奈（20日＝東京ドーム公演）　（撮影：鈴木かずなり）

　AKB48の川栄李奈（19）が20日深夜、東京ドーム3日連続公演『するなよ？するなよ？ 絶対卒業発表するなよ？』後、柏木由紀（23）、横山由依（21）とともに出演したニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』（毎週水　深1：00）でコンサートの裏話を披露した。

ドーム初日に1曲だけ登場！　ギプス姿の入山杏奈

　公演の終盤では、それぞれ胸に大きな番号がついた衣装を着用。ニックネームを元にした指原莉乃は34（さっしー）、小嶋陽菜は22（にゃんにゃん）、焼肉屋を経営している内田眞由美は29（肉）。ある程度推測できる番号をつけていたが、理由がまったく想像できないメンバーの一人が「17」をつけた川栄だった。

　リスナーからの質問に川栄は「あんにん（入山杏奈）がコンサートに出られないから、あんにんの誕生日を入れたかった。12月3日だから、123はだめですかって言ったら、どうしても2桁でお願いしますって言われて」と説明。マネージャーに相談したところ「入山のイ（1）と杏奈のナ（7）で17はどうですかって言われて、“ピンとこない”と思いながらも、じゃあそれでいきますって」と突拍子もないやりとりに柏木と横山は大笑いした。

　5月の握手会襲撃事件で負傷した川栄と入山。一足早く7月16日に右手のギプスを外した川栄は、今回のコンサートでもフル出演したが、入山はいまだ右手に包帯を巻いたまま。初日公演の本編ラストで1曲のみ登場したが、2日目・3日目は欠場し、完全復帰とはならなかった。

　ファンさえも予想しえなかった17番には、一日も早い入山の復帰を願う川栄の思いが込められていた。