高橋みなみ「卒業ありません！　」＝東京ドーム公演でメンバーに直接確認−AKB48

ＡＫＢ４８グループの東京ドーム公演最終日、観客に手を振る小嶋陽菜。取り沙汰された卒業発表については「しません」と明言した＝２０日

　AKB48グループの東京ドーム公演が20日、最終日を迎えた。今回の公演は「するなよ？　　するなよ？　　絶対卒業発表するなよ？　」とのタイトルが掲げられ、人気メンバーが卒業を発表するとの憶測もあったため、総監督の高橋みなみがステージ上で小嶋陽菜らに意向を直接確認。全員に否定されると、高橋は「皆さん、卒業ありません！　」と宣言した。

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　この日のアンコールでは、高橋が「みんな今回のタイトルが気になっていると思う。はっきりさせようよ」と切り出し、最初に小嶋を指名した。これに対し、小嶋は「知らない間にこういうタイトルになっていたので、こんなんじゃ発表はしません。（卒業発表は）タイミングがあれば」と答えた。
　続いて、「ダークホース。やめてもやっていける」と高橋に振られた指原莉乃は、「HKT48やAKB48という名前があるから、バラエティー番組とかに呼んでもらえる。タレントパワーが上がるまでここに居るので、私はやめません」と言い切った。
　さらに、柏木由紀は「まだ（「総選挙」で）1位になっていないし、やり残したことがある」と言い、渡辺麻友は「1位の責任を果たしたいので、こんなところでやめるわけにはいきません」ときっぱり。1期生の峯岸みなみも「（恋愛報道を受けて坊主頭になるという）あんなことがあってもしがみついた私ですよ。アイドルとしてもう一花咲かせるまで、もうちょっと居たい」と話した。
　高橋自身は「確かに卒業のことを考えます。今後のAKB48のことも考えています」とコメント。「婚期を逃したお姉ちゃんみたい」と指原に言われると、「婚期は来ていない！　　今年中にセカンド（シングル）を出します」と応じ、卒業を否定した。
　AKB48グループの東京ドーム公演は、18日からの3日間で計12万6000人を動員。高橋は「来年も再来年もこの夢の場所に帰ってこられますように」と願いを込め、コンサートを締めくくった。