みんなのケータイ

 カメラはスマートフォンの重要な機能の1つです。私ももちろん、メモしたり、証拠にしたり、きれいだと思ったものを残したりするために写真を撮影し、SNSにアップするなどしています。でも、カメラの撮影が大好きってわけではありません。Facebookにはよく食事の写真がアップされていて見るのは大好きですが、私が撮る場合、大抵は食欲に負けます。ひと口かふた口食べて気持ちが落ち着いたところで撮り忘れていたことに気付き、食べかけの写真は見苦しいと思って撮影を諦めることがほとんどです。だって、ご飯やラーメンは熱々が、冷たいデザートは汗をかいていない状態のものが好きなんですもの。

 ときには積極的に撮影したくなることもあるので、仕事でなければ(たまに仕事用写真でも)スマートフォンのカメラで撮影するわけですが、大抵は撮ったものを見てがっかりします。私はなんて写真が下手なんだ……。スマートフォンで撮る場合は、ピントが外れることはまずありません。手ブレもほとんどありません。フラッシュは失敗が多いので使いませんが、レンズ性能や補正が素晴らしく、暗い場所でもかなりがんばってくれます。でも、なんとなく自分の撮った写真に納得できません。

 撮った写真を見返してみると、構図が悪すぎるんだと感じます。なんとなく斜めになっていたり、なんとなく遠かったり近すぎたり、中心がずれていたり、余計なものが写り込んでいたり。注意力が足りないせいなのか、パシっと決まってくれません。

フレーミングアドバイザーを使わないとこんな感じ。水平線が斜めだったり、中心がずれていたり、フォークとスプーンの方が目立っていたり、ヘンな写り込みがあったり。泣きたい……

 でも、AQUOS ZETAには、被写体に合わせてベストな構図を線やガイドでアドバイスしてくれる「フレーミングアドバイザー」という機能があり、こんな写真下手の私でも、なかなかいい雰囲気の写真が撮れます。オートに設定すると、人物と料理は自動で認識してガイドが表示されます。また、風景の場合はメインにしたい被写体をタッチすると、おすすめの構図を指示してくれます。これを使うと、料理写真はかなり寄って撮った方がいいのだとわかります。

料理にカメラを向けるとグリーンのガイドラインが自動表示。注文したワッフルが思いがけなく変形皿だったので少々迷いましたが、このラインにお皿の左のカーブを合わせるように近くに寄って撮ってみました。手動の設定では四角いお皿や定食の場合のフレームも用意されています。
メインの被写体にしたいものをタッチすると、それに合った構図が提案されます
アドバイザーの教えに従って撮ってみました。少なくとも上の写真よりは見られる写真ではないでしょうか

 フレーミングアドバイザー機能は、AQUOS ZETA購入前から、私のためにある機能だと大いに注目し、使って本当に満足しています。願わくば、食べる前に撮ることをもっと思い出せるようになるといいのですが。