AKB48、「恋チュン」動画賞を発表＝指原莉乃「踊ってくれてうれしい」

東京ドーム公演で「恋するフォーチュンクッキー」ビデオアワード受賞者と共演するＡＫＢ４８グループのメンバー＝１９日

　AKB48グループによる東京ドーム公演が19日、2日目を迎えた。アンコールでは、昨年のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」をコピーした企業や団体、一般のファンなどを表彰する「ビデオアワード」が発表され、受賞者とメンバーが共演する場面も。この歌でセンターを務めた指原莉乃は「いろんな人が踊ってくれていると思うとうれしい」と喜んだ。

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　「恋するフォーチュンクッキー」は昨年8月にリリースされ、その動画をさまざまなグループがまねてユーチューブに投稿する「恋チュン現象」が起きた。これを踏まえ、AKB48に公式採用された92本の投稿動画の中から7部門の受賞者がコンサートで発表された。
　このうち「最多再生賞」をサマンサタバサグループ、「早かったで賞」を佐賀県、「ほのぼの賞」を兵庫県猪名川町がそれぞれ受賞。「指原莉乃賞」に選ばれたのは、指原の出身地、大分市だった。発表後、ステージに釘宮磐市長が登壇すると、指原は「知り合い、知り合い。友達です！　」と笑顔を弾けさせた。
　また、27日に発売される新曲「心のプラカード」についても、同様の「ビデオアワード」開催が決定。センターで歌う渡辺麻友は「振り付けが簡単で、『恋チュン』よりさらに覚えやすくなっています」とアピールした。
　3年連続となるAKB48グループの東京ドーム公演では、前日にAKB48の単独コンサートが行われた。この日は姉妹グループのメンバーを合わせて300人が登場。SKE48、NMB48、HKT48も人気曲を次々と披露し、4万人を超す観客を沸かせていた。東京ドーム公演は20日まで。