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最終更新:2014年8月23日(土) 18時37分

ボーリング調査中止求め、辺野古で大規模抗議集会

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に向けて名護市辺野古沖で始まった海底ボーリング調査の中止を求め、23日午後、大規模な集会が開かれました。

 名護市辺野古にあるキャンプシュワブのゲート前には主催者発表で3600人が集まり、歩道を埋め尽くした参加者が基地に向かって抗議の声を上げました。

 「ともに辺野古の海を絶対に埋め立てさせない。新基地建設を阻止するこの決意を改めて固めます」

 「この現状を見せたくて、沖縄の将来を担う子ども達に少しでも基地のことを考えてもらいたくて」
 「家からも辺野古の海が見えて、海をつぶしてしまったら、戻すことはできないから」(参加者)

 今週から始まったボーリング調査をめぐり、政府は海上に「立ち入り制限水域」を設定し、反対する人々を海上保安庁が一時、拘束する事態が相次いでいます。23日の集会で、参加者は政府の「強行姿勢」を糾弾し、作業の即時中止を訴えました。(23日17:38)

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