アレ待チろまん

日常会話のネタになるような科学記事をメインに書いているブログ。

【大雨】一日早く2014年の富士総合火力演習に行ってきた

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毎年八月に実施される陸上自衛隊の富士総合火力演習、通称総火演。戦闘車両や火砲による実弾射撃が生で見れるため非常に人気が高いイベントとして知られます。

平成21年度は、はがきによる応募総数が93,919通、インターネット応募総数は52,845通で、全平均倍率は28倍、駐車券付きで209.5倍となった。

2014年の総火演一般公開は8月24日(日)に行なわれますが、この度幸運にも、その前日に行なわれる関係者向けの演習見学に呼ばれました。そのレポートになります。


快適な夏の朝、富士山の麓へ

総火演の会場である静岡県御殿場市東富士演習場までの道程は晴天に恵まれ、道路もスムーズに流れており、今日の総火演の成功を祝福しているように見えました。

今日は8月、夏真っ盛り!!周囲を見渡しても、多くの人は半袖短パンのラフな服装で開演を今か今かと待ちわびています。会場後方は見学に来ている陸上自衛隊の人で一杯でした。

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会場は再入場自由です。待機時間の間は土産物を見たりしてを時間を潰していました。私は自衛隊キューピーや総火演タオルを、友人はガルパン新聞と土産の菓子を買いました。

そして総火演の始まりを告げるアナウンスが響き渡り、前方に火砲が登場しました。前段演習はど派手な砲撃が見所。総火演を総火演たらしめる一番の見所です。


視界最悪の前段演習

しかし火砲が登場して間もなく会場を霧が包みました。開演前から少し気配はあったのですが、今や周囲360°が真っ白です。もはや砲台が全く見えません。


さらに霧に加えて雨が降り始め、徐々にその勢いを増して行きました。初めはレインコートも着て待機していた人々もあまりの大雨に続々と帰り始めます。


火力演習も困難になるほどの視界の悪いためほとんどの砲撃は行なわれず、一時は演習の中断がアナウンスされました。

シート席に座っていた人の5分の1ほどが帰ったでしょうか。このまま総火演が終わってしまうかもしれない、そんな時になって会場を完全に覆っていた霧が晴れ始めました。


霧が晴れた後段演習

最後まで雨は降り続いていましたが、人が帰った分前の方まで移動することが出来、9時と言う比較的遅い時間に来た割に良い場所で演習を見ることが出来ました。

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言葉で伝えるのもなんなので写真を載せます。砲撃の音と光で体が震える感じは会場に行かないと分かりませんよ!!!


総火演の見学に雨具と防寒具は必須

大雨に降られて分かったのは、総火演は山のイベントと認識するべきであったと言うことです。私たちの周りには雨具もなく半袖短パンで震えてる人が多く見受けられました。途中で会場を離脱した人たちも駅につくまでに身体が冷え切ってしまったのではないでしょうか。

夏なので飲料や日焼け止めといった物を持って行くことは勿論ですが、突然の悪天候を考慮して荷物を作ることが大切だと思いました。会場は傘が禁止なので、レインコートと長袖を一枚持って行くと良いと思います。カメラを持っていく人は雨に濡れないようビニールなども忘れずに。あ、三脚は使用禁止です。


終わりに

生憎の雨に降られた総火演非公開演習、そのオチは、演習終了後は一日快晴というものでした…。あまりの雨にパンツまで濡れました。カバンに入れていた替えのパンツも濡れていたほどの雨だったのに直ぐ晴れるなんて!!

明日の総火演一般公開、天気予報を見ると雨のマークが付いていることが心配です。私は行きませんが、晴れることを祈っています。今度は快晴の下で総火演を見たいなあ。

自衛隊おでかけぴあ 2014 (ぴあMOOK)

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